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シェーン・アッカー監督『9(ナイン)~9番目の奇妙な人形~』

2011-06-02 07:20:00 | ノンジャンル
 シェーン・アッカー監督、ティム・バートン共同製作の'09年作品『9(ナイン)~9番目の奇妙な人形~』をWOWOWで見ました。
 廃墟の部屋で目覚めた小さなロボット9は、死の町へ出ていきますが、すぐに同じ型のロボット2と出会います。そこへビーストという名の巨大なロボットが襲いかかり、2はビーストに捕まり、連れ去られます。9は1をリーダーとするグループと合流し、人間とロボットとの戦争の結果、ロボットの出した有毒ガスで人類が滅亡し、その後、自分たちとビーストだけが生き残ったことを知ります。9は1の作ったルールを破り、5を誘って2を救出するために3つの塔のある場所へ向かいますが、途中で強風のため地図を失います。塔の中に捕らわれていた2を救出しようとしてビーストに襲われた9と5は、グループから離れて生活していた7に助けられ、ビーストをやっつけますが、9が持っていた半球を、それがちょうど収まる穴に入れると、1つ目の怪物が目を覚まし、彼らに襲いかかります。その怪物から逃れた9たちは、1らの元に戻ると、1つ目の怪物はマシンという、人間の知能を持ったロボットで、ピースマシンと呼ばれる戦闘ロボットを量産し、人類との戦争を起こしたことを知ります。そこへ鳥のロボットが襲いかかり、それは撃退したものの、蛇のロボットに8が捕まり、連れ去られ、6が犠牲になります。9は8を奪い返すため、他の仲間を連れてマシンの元に赴き、引火させたドラム缶を転がし入れることで、3つの塔を爆破します。マシンをやっつけたと思い、レコードでジュディ・ガーランドの『虹の彼方に』を聞いて楽しむ9たちでしたが、生き残っていたマシンが現れ、5は生命エネルギーをマシンに奪われます。壊れかけた橋へマシンをおびき出した9らは、壊れた橋にマシンをがんじからめにすることに成功しますが、8がマシンに捕らわれ、やはり生命エネルギーを奪われます。マシンから仲間の生命エネルギーを取り戻すため、9は目覚めた場所に帰り、そこで自分を作ってくれた科学者のホログラムを見ます。襲ってきたマシンの前に1が立ちはだかり生命エネルギーを奪われている間に、9はマシンにはめ込まれていた半球を奪い取り、その半球をマシンにかざしてマシンのエネルギーを全て半球に奪い取ります。半球の3つのスイッチを順番に押すと、半球から8、6、2、5、1の霊魂が現れ、空へ登っていき、解放されます。そして9らは自分らがこれからの世界を守っていくことを宣言するのでした。
 CGアニメーションの作品でしたが、ただただ画面が明るいピクサーのものなどと違い、陰影の深い画面は魅力的でした。ティム・バートン作品がお好きな方にはオススメです。

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto