ピンクボンゴのコンサートが浜田でありました。
たまたま帰省していたので、演奏者方々のお昼ご飯作りのお手伝いをいたしました。今回はいかめし、ぼべごはんのおにぎり、こうたけのおにぎりでした。画像はおにぎりにする前のぼべご飯です。メンバーの方々全員が浜田のグルメを喜んでくださり、光栄でした。
コンサートのあとの懇親会でメンバーのおひとりジャズギター奏者宮崎カポネ信義氏とお話しする機会にめぐまれました。
私も素人ではありますが、音楽を深く愛しているひとりです。以前からお聞きしてみたかったことを素直にお話ししました。
一つは
共演者との音楽の解釈のちがいをどうしていらっしゃるかということ
宮崎氏は
私は、多くの人に喜んでもらう音楽を目指しているのです。ジャズもビートルズのサウンドも、多くの人々に夢や希望を与えてきました。日本では春日八郎さんをはじめとするアーティストが敗戦で痛手を受けた日本人を元気にしました。私もそういう音楽をめざしたいのです。だから共演者との解釈の違いなどは問題にしていません。大切なのは皆様によろこんでいただくことなのです。
大きな木というものは表面に出ている枝や幹の何倍もの大きさの根を張り巡らしているのです。皆さんに喜んで演奏をきいてもらうためには、それぐらいの努力が必要なのです。私がプロになるまでにはいろいろなことがありました。これまでの私のことHPでコラムを書いていますのでぜひ読んでください。
私は宮崎氏のお話を聞いて、自分のした質問をはずかしく思いました。プロと素人では大きな隔たりはありますが、人に喜んでいただく演奏を目指すのは同じです。まだまだ勉強が足りないことに気が付きました。宮崎氏はありがたいことに我々の浜田の食についての熱い思いも理解してくださっています。それはとてもうれしいことでした。
ピンクボンゴは、最高のテクニックを有したメンバーで構成された最強の ジャズバンドですが、それ以上にコンサートに来ている人を楽しませ、感動させるすばらしいバンドです。単なる技術の披露では人々を魅了することはできません、一人一人が魅力的な個性をもち人間性あふれる人柄で、音楽に対してはとてもまじめで真摯に向き合っている方々であるということがわかりました。これからも浜田に演奏にきて頂きたいと願っています。
その後宮崎氏のHPでコラムを読むことができました。
素晴らしいコラムです。さらに感動しています。