昨日から、大阪文学学校の後期のカリキュラムが始まりました。私の所属するクラスには新しくメンバーが加わりました。予想していた通り素晴らしい方ばかりです。第一日目の組会は、ガイダンスでした。小説の書き方についての説明を受けました。そしてその後、メンバーのIさんより、哲学の講義をいただきました。
哲学は大学の一般教養で専攻したことはあっても、ほとんどの人は、理解不能、何が何だかわからない分野です。今回は、大学で学ぶ哲学をギリシャ時代から現代まで丁寧に解説してくださいました。多くの哲学者の名前は知っていても、どういう時代でどういう位置付けでどういう繋がりがあるのかもぼんやりとしかわかっておりませんでした。それを、整理して、わかりやすく1時間で教えてくださり、かなり頭がスッキリいたしました。と、同時に哲学を掘り下げて学ぶことはかなり大変であることも理解しました。
Iさんが哲学を学ぶきっかけは ソクラテスの
よく生きる
という言葉だったそうです。
素晴らしいです。
私は若い頃は、アンテナが弱く、どちらかといえば、何をどうすべきかわからないまま手探りで生きているところを、第三者に導いてもらいました。50をすぎて、自分の人生に試練が訪れてから、やっと大人になったような気がします。
半ば諦めていた分野でしたが、少し光が差してきました。私が書く小説に生かせたらいいのですが。
一夜明けた今朝は、家にある材料で味噌汁を作りました。キャベツと玉ねぎに、トマトを入れました。
お味噌とトマトは意外にも相性が良いのです。