大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

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日本語版新聞紹介

ASEANの団結は、他国に対抗したり、追い込んだりするのが目的ではない」

2012-09-05 | 世界の変化はすすむ

  対中国 対抗でなく外交を  インドネシア外相 ASEAN団結で

 【ハノイ=面川誠】

インドネシアのマルティ外相は3日、南シナ海問題で東南アジア諸国連合(ASEAN)が団結すべき理由は、中国に対抗するため ではなく外交を軌道に

乗せるのが目的だと強調しました。ジャカルタでクリントン米国務長官と会談した後の共同記者会見で述べました。

 マルティ氏は「ASEANの団結は、他国に対抗したり、追い込んだりするのが目的ではない」と指摘。「だからこそ私は(8月10日に)中国の楊潔篪(よう

けつち)外相と会談した際、外交プロセスに立ち返るよう呼び掛けた」と語りました。

 南シナ海の島しょについては、ベトナム、フィリピンなどASEAN内の4カ国と中国が領有権を争っています。7月9日のASEAN外相会議では、 議長国

カンボジアとベトナム、フィリピンが南シナ海をめぐる文言で対立し共同声明採択に失敗。その後、マルティ外相の仲介で同月20日、「南シナ海に関す る

6原則のASEAN外相声明」に合意。中国との話し合いに臨む足並みをそろえました。

 マルティ氏は「ASEANの団結は数十年にわたって、この地域の安定と繁栄を保証する不可欠で死活的なものだ」と指摘。「われわれの目前にある軌道

は非常に明確だ。『(南シナ海)行動規範(COC)』を実現することだ」と述べました。

 ASEANと中国は2002年に合意した「南シナ海行動宣言(DOC)」で、国連海洋法条約の順守、領有権紛争の平和的解決、海洋調査協力、無人 島・

環礁への居住自制を確認しました。ASEAN側は中国にたいして、DOCを格上げして法的拘束力を持つCOC締結のための早期協議入りを求めていま

す。

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食の安全壊すTPPいらな い、賃金下げるTPPはいらない

2012-09-05 | 市民のくらしのなかで

           ストップTPP 官邸前で訴え

写真

(写真)TPP加入に反対し首相官邸前で抗議行動をする人たち=4日

 毎週火曜日に実施している「STOP TPP!! 官邸前アクション」の3回目が4日、東京都千代田区の

首相官邸前でおこなわれ、200人以上が参加しました。

 主催は、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加阻止の一点で集まった実行委員会。「グローバル大企業か

ら命と暮らし、主権を守ろう! STOP TPP」と大書した新しい横断幕も登場。「食の安全壊すTPPいらな

い、賃金下げるTPPはいらない」と唱和しました。

 参加者は、国民生活や社会に害悪を与えるTPPの危険を告発しました。農業者団体の一つ、全日本開

拓者連盟の西谷悟郎委員長がかけつけ、「みなさ んと一緒にやっていきたい」と連帯の発言。全国保険医

団体連合会の住江憲勇会長は、株式会社が医療に自由参入する危険を告発し、「TPPの参加は許すな」

と声をあげました。

 日本共産党からは紙智子、田村智子の両参院議員が参加。「TPP交渉参加を断念させるまでともに頑張りましょう」とあいさつしました。

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