新型肺炎治療の最前線から届いた「ハート」
新型肺炎治療の最前線で、カメラに向かって手でハートの形を作る医療スタッフ(撮影・胡静)。
湖北省武漢市が事実上の封鎖状態になってから1週間が経った。しかし、武漢は孤島ではない。医療従事者は「志願書」を携えて新型コロナウイルス感染による肺炎治療の第一線に赴き、企業の従業員は休暇を返上して至急必要な物資を生産し、中国全土からやって来た建設作業員たちは驚くべき速さで病院を建設している。このいつもとは違った冬に、数多くの心温まる物語が紡がれている。中国新聞網が伝えた。
(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月31日
新型コロナウイルス感染による肺炎の最新状況(2日)
2月1日0時から24時、国家衛生健康委員会が31省(自治区、直轄市)と新疆生産建設兵団から報告を受けた新型コロナウイルス感染による肺炎の感染者は累計1万4380人(2590人増、うち湖北省1921人)、そのうち現在の重症者は2110人(315人増、うち湖北省268人)、死者は累計304人(45人増、うち湖北省45人)、治癒・退院した患者は累計328人(85人増、うち湖北省49人)、感染の疑いがあるとされた人は1万9544人(4562人増、うち湖北省2606人)となっている。
香港・澳門(マカオ)・台湾地区から報告を受けた感染者は31人で、うち香港特別行政区が14人、マカオ特別行政区が7人、台湾地区が10人となっている。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年2月2日
朝鮮で新型コロナウイルス感染症の予防に注力
朝鮮で、非常設中央人民保健医療指導委員会の統一的な指揮の下、中央と道・市・郡に組織、展開された非常防疫指揮部の活動が本格化している。
中央非常防疫指揮部の活動家が国境、港湾、空港などで衛生検疫活動を強化して、朝鮮に新型コロナウイルスが入って来ないように徹底的な防疫対策を講じている。
中央衛生防疫所と国家品質監督委員会では、外国に出張して帰る人員と国境を通じて入って来る物資に対する検診および検査検疫を責任を持って行っている。
各地の保健医療単位と医者従事者が、予防治療活動を力強く繰り広げている。
平壌医科大学付属病院、金萬有病院(平壌市)、咸鏡南道人民病院をはじめとする保健医療部門の活動家が、衛生宣伝活動と検病活動を強化して熱があったり、せきをする患者を適時に探し出して確実な診断をするとともに、徹底的に入院、隔離させるための活動に力を入れている。
国境と港を控えている平安北道、咸鏡北道、南浦市など、当該地域の党、政権機関の活動家は新型コロナウイルス感染症を予防するための衛生宣伝活動を強化するとともに、かぜを引いた患者をはじめ感染が疑われる人を適時に隔離および治療できるように手配を綿密にしている。
全国の託児所でも、免疫力の低い子どもの体質的特性に合わせて親と保育員の責任感と役割を高めて日常的な健康管理に力を入れるように衛生宣伝と統制を強めている。