どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

労働者人生最後の週末

2015年08月23日 | 日記
8月20日は母の87歳の誕生日だった

8月21日は父の92歳の誕生日だった

「死んだ子の年を数える」今更言ってもどうしようも無いことをくよくよと思い煩うことを言うのだが 私の場合は「死んだ親の年を数える」である

生きていたなら私の退職を一番に喜んでくれ 安心もし きっと やり遂げた事を褒めてくれただろうと思う

そう 私は褒めてもらいたいのだ

誰もがやっているようなことで褒めてもらいたいなんて なんという甘ちゃんかと思われるだろうが 特に親を失ってからは家のことも含めて一人でやるのは けっこう大変なことだったのだ


今日は 十数年前に会社を辞めた子がお祝いをしてくれるという

なんでも友達がやっている店に連れて行ってくれるのだそうだ

普段であれば日曜の夕方の約束など決してしないのだが 出勤も二日を残すだけとなった今日は もう何も問題ない

それに今までも何度か誘ってくれていたのを 時間が取れないと断ってきたのだ

もうすぐ退職するから その時であればもう時間的余裕があると告げてきて それでこの約束となった

今日はアイロンかけもさぼろうか


先日 社員会議の時に「定年退職の挨拶」をしたら す~さんが「嘘つき~」と言った

勿論 社長に対する不満は述べてはいない

あれは仲間に対する挨拶であり それに嘘は無い

私が在職中に出会ったすべての仲間も 共に過ごした時間も 私の素敵な宝物である

仲間に嫌な人などひとりも居なかった

だからこそ続けてこれたのだと感謝している


社長には社長用の別の言葉を用意している

あはははは 大丈夫 本音は言わないでおくから

今日は待ち合わせまでの時間 買い物などしようかと思っている

労働者生活最後の週末をじっくり味わうことにする

コメント (6)
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