どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

人生の河岸を変える

2015年08月30日 | 日記
昨日は す~さんとキス男 そして今年の春に会社を辞めた女性の4人での飲み会だった

彼女は新しい仕事も見つかったようで 今のところ収入にも職場にも満足している様子だった


4人とも飲むことは大好きだが 私はさほど強いという方でもなく しかもほとんどはしご酒というものをしない

だが す~さんに言わせると 河岸を変えるとまた飲めるのよと

というわけで この日 私は初めてそれを体験することとなった


神田で4時に待ち合わせ その時間に空いているお店を探し 軽く(軽いか?)一杯やったあとで大衆割烹の店「三州屋」に行く

あちこちにあるこの店はチェーン店というよりは暖簾分けの店らしく 呑み助の間ではかなり有名な店だ 

白木の一枚板の長テーブルとカウンターがある店の中を 割烹着姿の昔は若かった女性たちが働くというスタイルは どの店でも共通なようだ

格別安いということはないが 何を食べてもまずまずの美味しさ


そのあと す~さんが知っているというバーに 彼の記憶を頼りに行く

昔 彼は神田で働いていたのだが 来るのは久しぶりのことのようで 変わったなぁ~と驚いていた

そのあと もう一軒行こうというのでまた別のバーに河岸を変える

そうか 河岸を変えるって こういうことなのか わかり始めてきたぞ

座る椅子が変わり BGMが変わり 店員が変わり 食べるものも飲み物も変われば またいちから飲めるということなんだと初めて知った


何を話したのか 記憶は定かではない

ただ 仕事や会社の話をしたのは 最初の一軒目だけだったような気がする

退職してわずかな時間しか過ぎていないのに 遠い過去のことのように思える

久しぶりに終電に乗り 帰巣本能だけで家に帰った

あんなに飲んだのに何故か二日酔いは無かったが 雨の日曜日 へたれて一日寝ていた

おそらくは もう二度とこんなに飲むことも無いだろうと思う

彼らとも もう会うことも無いかもしれないが それもいい

人生の河岸を変えたのだ と 今 気がついた

コメント (4)
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