明日を見ながら生きる

病状は何度か段階を経てきたが　もう最終段階だとはっきりわかるまでになり　そうなると早く完治宣言をしたくなるけれどそれはまだ先

先月予定されていた友人の一泊は　来週の金曜に延期となっていた

まさか間に合うだろうとその時は思ったが　けっこう時間がかかったなあ

友人が　具合が悪かったら言ってくれればまた延期でも構わないと言ってくれたが　今の状況ではそれは必要無さそうだ

今日あたりリハビリ散歩でもしようかなと思っていたら　午後の空模様は不安定になるという

それなら諦めて本でも読んで過ごそうと横になっていたら　予報が変わったのか　午後になったらどんどん天気が良くなる

惜しい事をした

でも　集中して本を読めたから　まあいいか

そう　何かをしていればもうすっかり忘れるまでに回復したんだなあと　この一か月の我慢を思い出してみる

大きな怪我や手術の経験が無く　とりわけ持病も無い私には　今までの人生で一番肉体的にきつい出来事だった

でも　もうそれも間もなく終わる

その日　その日を見るだけしか出来なかったけれど　もう明日を見ながら生きることができる

信じられる明日があるって　素晴らしい