昨日の暖かさが残る朝を迎えたものの 気温は下がる一方
最低気温はなんと11時の7℃という奇妙な一日になる
しばらくは はっきりしない天気が続くようだ
こうなると 引きこもりの読書生活
夜 布団にもぐってからの読書に 先日買ったモフモフ襟巻と指先の無い手袋(内側モフモフ)を試してみた(どちらも500円ほどの代物)
想像通りなかなか良好!
気になった個所や言葉をあとで調べたり 書き残すために付箋を貼ったりするのに 指先が無い手袋はとても便利
冷たかった指先が暖かくなり 手の平は汗をかくほどまでにぽっかぽかになった
冬の寝床読書用として買ったこのセットは これからしばらく活躍しそうだ
読んだ本は 安野光雅『本を読む』
現在93歳になられる氏の2016年出版の本
装丁・画もご本人というのが なんともうらやましい
枕頭の書という枕詞がつく本が多く この年齢になられてもかと感心してしまう
モームの『人間の絆』について書かれた章の最後に 「死ぬのは後から来るひとのために場所を空けておくことだ。」という氏の言葉があった
自分の座席を譲るようなイメージをしたら なにか胸の内がストンと落ちたような 清々しい気持ちになった