どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

女が男で 男が女?

2019年11月11日 | 日記

目が覚めた時にはすでに激しく雨が降っていた

先月の台風の被害からまだ日常に戻ることのできない人たちは この雨に泣いてはいないだろうか

お風呂に入って本を読んでいる間に 雨音は小さくなっていった 

手にする本は北村薫の文庫本(ブックオフで110円) ベッキーさんシリーズといわれる三部作の三作目であり 直木賞を受賞した『鷺と雪』

バスタイムの読書用として買ったものだ

作者の名前はもちろん知っていたが 作品を読むのは初めてのこと

日本のいわゆるミステリと言われるジャンルの本は ほとんど読んだことが無い

読めばきっと面白いだろうが 外国物だけで十分満足していたので 手を伸ばす機会がなかったのだ

朝のバスタブに浸かりながら読むのには長さも内容もちょうどよく 他の二作も気になって(時間の流れがあるので 本当は一作目から読むべきだったかも)調べてみて びっくりしたことには・・・

北村薫って おとこ・・・だったの?

今日の今日まで 私は女性だと思っていたのだ

確かに 光源氏の子(とされているが実は柏木の子)だって薫だし 何の不思議も無いのだけれど・・・

本屋の平台や書棚をながめながら あるな とか 出てるな と思う以外には無関心のまま 手に取ることもなかったので・・・勝手に女流作家だと思い込んでいた

子供の時 市川房枝さんの選挙公示の写真を見た時 なんて優しそうな顔のお爺さんなんだろうって(フサエという名の男性もいるし)

その後 女性と知ってまあびっくり

こちらは 顔を見てなお男性と思ったのだから 始末におえないけれど

きっと まだまだこんな勘違いを たくさんしているんだろうなあ

コメント (4)
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