久しぶりのお出かけだというのに 今日は朝から時雨模様でしかも寒い
約束の時間は６時なので 軽いお昼を食べてから出かけることにする
2時半ごろ到着
しばらく町の中を見て歩く
日が傾き始めてから薄暮迫る時間に歩いていると 子供の頃からつい最近まで 数えきれないほどこの時間を外で過ごしてきているというのに 久しぶりのせいか新鮮
それと同時に あの日この日のこの時間のことが その時の心情とともにフラッシュバックする
この時間帯は なぜかそうした気持ちに私を誘う
すっかりお腹がすいてしまったが この時間で何か食べるわけにもいかず お店で待っていても良いかと少し早めに行ったら もうKさんは席についていた
なんと車椅子に乗って 鼻には酸素のチューブを入れている
おいおい 大丈夫なんかあ～
専門はウナギとフグだが ウナギが苦手な私はアナゴの白焼きにしてもらった
ビールをジョッキで２杯飲んだ後 馴染みの店をよいことにKさんが持ち込んだブランデーを ロックでいただく
昔の話から今の生活まであれこれと話していたら あっという間にそろそろ店じまいの１０時
息子さんが車で迎えに来てくれるというKさんを残して 私ひとり駅に向かった
高齢の母親が健在だが 奥さんは膠原病と股関節の悪化でほとんど家事はできないというし 未婚の息子と娘はいるけれど それぞれ仕事があるので 家のことはなかなかできないという
みんな 大変なんだなあ・・・・
来年もまた楽しく飲めるだろうか
それは誰にもわからない
でも 今日は楽しかった
それで良しとしよう！
