今朝のことだ
ドアを開けると ぎゃっ!
お腹を見せて倒れている
一瞬鼓動が激しくなる
声をあげることもなく ここでか
息はあるのか・・・
ドアの前から移動させたら 少し足をばたつかせた
恐怖で鼓動が一層激しくなる
今年はあまり鳴き声を聞かなかったのに なんでまた我が家の玄関先を最期の場所に選ぶのだ セミよ!
明日のゴミの日に捨てよう・・・
今日は比較的涼しく 礼儀正しいあるべき姿の夏の日だった
そのせいか 少ないながらこの夏一番セミの声を耳にする日になった
でも君(たち)に言っておく!
どうか我が家の玄関先で命を終わらせないでくれ
タイルの上で死んでもゴミとして捨てられるだけだからね
せめて 草木のある土の上を選んで欲しい
そうすればきっと食物連鎖が起こるし 生生流転だってある・・・かもしれないし
何より 私が恐怖で凍りつくこともなくなる!