生き恥をさらすというのは

天候に恵まれたＧＷだったので　冷え切った消費になにがしかの貢献をした人も多かったことだろう

私は格別外出もせず　美味しい物も食べず　何も買わず　分相応　貧しい労働者らしく過ごした


誰でもそうだろうと思うが　私にもお気に入りに登録しているブログやＨＰがある

私には　そこそこの仕事をしているが　かといって　誰でも知っている有名人というわけでもない方々のものがある

いずれも偶然にヒットしただけのことだから　勿論一方通行だが　数ヶ月に一度は思い出したように見ている


その中に　中高一貫の私立学校の国語の教師の方のものがある

東京ではないが関東の歴史ある男子校で　長年に渡り優秀な人材を輩出しているエリート校である

その先生は　都立高校の教師を数年勤めたのち　母校に戻ったようだ


説教じみているわけでもなく　声高に意見を述べるという様子でもなく　

多くは日常の些細なことを題材にしているので　ほとんど等身大なのだろうが

なかなか読ませるものがある

彼が長い教師生活にあって　還暦を過ぎた今も教え子たちに慕われているのは　しごくもっともなことと感じている


電話の声だけで　相手がどういう人か凡その判断はつく（しかも的中率は高い）

図々しいか神経質か　肝っ玉の小さいやつか大胆か　いい加減か誠実か　だらしがないか几帳面か

おそろしいことだが　それは大きく外れない

ましてや言葉となったら・・・・


私は　うかつにも愚かな等身大の自分をさらけだしている

そのことを真剣に考えたら　これはもう　穴を掘ってもはいらざるをえないところだ

生き恥をさらすというのは　おそらくはこういうことを言うのだろうと思いながら

やっぱり最後は　ビールのココロなのだぁ（あぁ～～～と　断末魔！）

墓参

本日　予定通り　お墓参りに行ってきた

９時に多磨駅に到着

いつも花を買う店が１０時開店と初めて知った

正門からはゆっくり歩いて１５分ほどか

裏門のほうが近いし道もわかりやすいのだが　乗り物の都合上　父が亡くなってからはこのルートだ

今度こそ最短距離の道を覚えようといつも思うのに　さっぱりだ

何度も立ち止まり　区画ごとに立ててある案内板を確かめる

それでも　見覚えのある墓石も幾つかできた

周囲の風景から　近くなってきたこともわかるようになった


我が家の庭と同じで　今年は雑草の発育は悪いようだ（ラッキー！）

それなのに　草取りと剪定に１時間近くかかった

更に　墓石を洗い　献花やらお供えものやら　あれこれしていると更に１時間

そうして　やっと静かな対話の時間となる


以前　我が家の近くのお墓に　老婦人が一人で来ていた

石でできたベンチも置いてある　広めのお墓だ

私は　彼女がそう遠くから来ているのでは無いような気がした

ちょっと草取りをして　お花を供えて帰っていったその様子は　あまりにも日常的に見えたからだ

私のように　さぁ～行くぞ　という感じは微塵も無い

もしかしたら　月命日ごとに通っているのかもしれない

数人分ともなれば　えらいこっちゃだ

そして　そのお花が　墓地周辺に沢山ある石材店のものでも　生花店で買ったものでもないことは　すぐにわかった

自宅の庭の花なのだろうか

それがとても可憐で　亡き人への愛情と偲ぶ気持ちが表れているかに思えた

今日も　小ぶりだが可愛らしい花が　五月の陽光の中で活き活きと咲いていた


荒れ果てたお墓の家族にも　おそらくは参ることのできないそれなりの理由があるのだろう

使用料を払っていないのか　相続するものがいなくなったのか　申し出が無い場合には撤去するという立て札も見た

おそらく千以上の家族の歴史が　ここには存在している

あれこれ想像しながらの墓参もなかなか良いもの


帰宅は２時少し前

持っていくのを忘れたおにぎりを頬張りながら　昨日刈った草の後始末をしに庭に出る

そこそこ奇麗にしたつもりだったのに　草１本無いほどに奇麗にしたお墓参りの後とあって

だめじゃん　これ　全然だめじゃん　と意気消沈

明日　再び庭に出るか　それともダルダルに過ごすか　

ビールを飲みながら考える

結論はまだ出ていない

今 ビールを飲んでいる

私のＧＷ恒例行事である衣替えと庭の草取りを　本日決行

草木の名前をほとんど知らない私は　普段でも赤っ恥をかくことが多いのだが

それが雑草となったら　ますますわからない

絶対に間違いないと小さな胸を張って言えるのは　ドクダミだけ

あとは　痴呆老人のごとし

え～と　どちら様でしたっけ？という具合

でも　名前なんてどうでもいいよね

お互い　生きている今が大事なのだから　過去の関係とか思い出なんかは　持ってるもんが大事にしてればいい

そんなものは　いくらだって作りだせるのだし

で　そのどなた様だかは　実にみずみずしくって　ちょっとプランターかなんかにあったら　それはそれで・・・

地を這うように生える

ツルのような生え方なので　一網打尽

これが　実に爽快なのだ

しかも　その草のおかげで　他の雑草が生えにくいようだ

私は　これがシロツメクサというものか　と思った

勝手に思った

白い花があって　敷き詰めるように生育していたから

どうやら　違うらしい～＾＾

庭の雑草の半分は　これだった

残りはドクダミと　なんだか知らない小さなもの（根はけっこう深い）

それでも　今年は天候不順だったせいか　ぎゃお～と声をあげたくなるほどではなかった

古刹の庭園にはかなり　相当　めちゃめちゃ　程遠いが　それでも　人が住んでいると想像される程度の庭にはなった

２時間の行程

再び部屋の片付けをして　ドクダミ臭い身体を湯船に沈めることにした

朝の５時半から起きての労働

夕方の５時って　こんなに明るくなったんだって実感しながら　

そうして　いつもとは違う労働にかすかな疲労感を覚えながら

貴重な休日　今日もまずまずだったなぁ～と満足しながら　

今　ビールを飲んでいる（最後は　そこかぁ～＾＾）

覚悟だけ

ＧＷ初日　別段普段と変わりが無い

洗濯をして歯医者に行き　まだ続くことが判明

少々がっくりしながら帰ってきたのだが　門の鍵を開けている間に　気持ちが変わった

別に余命の宣告を受けたわけじゃなし　どってことないじゃん

些細な事でもがっくりくるタイプだが　立ち直りが早いのも確か

良くも悪くも引きずらない事が　なかなか成長できない原因かもしれないが

まぁ　いい

今日は　少々体調が悪かったこともあってダルダルと過ごしたが　明日からはしっかりやらねば

という覚悟だけは　日記に書いておこう～