変わった品種を見つけると、つい買ってしまいます。
先日も、美山の「ふれあいバザール」に、
美味しいお蕎麦目当てで行ったとき、
順番を待っている間に、
お店の入り口に変わった品種のスミレがあったので、
そばを食べる前に籠にいれてキープしました。
名前が書いてあったのですが、控えてくるのを忘れたので、
とりあえず、スミレ4種が仲間入りです。
ふつうのスミレは日当たりに、涼しいところに咲くスミレは、
夏を快適にすごせるように、山アジサイの近くに植えました。
去年買った大島チドリにはかわいい花がさきました。
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スミレの品種はたくさんあって、なかなか名前が覚えられないのですが、
昨日の岐阜新聞に小野木三郎さんのエッセイが載りました。
小野木さんは、自然保護関係で連れ合いの古くからの友人です。
「スミレ王国」日本
無茎類と有茎類に大別
白山の自然 緑の回廊を歩く
ミヤマスミレが、人里を離れた深山の分布であるのに対し、全国各地のどこにでも広く分布している普通種がタチツボスミレです。スミレの仲間は、無茎類と有茎類とに大きく二分され、見分けに役立ちます。ミヤマスミレのように花や葉が根際から出る根生葉ばかりか、地上葉を伸ばし、これから分岐して茎葉が着いたり花茎が伸びるので、有茎類のスミレです。山野でスミレ類に出会ったら、まずこの点を見分けることが、スミレ学に顔を突っ込んだものの基本観察術です。
スミレ、ノジスミレ、シハイスミレなどは無茎類、タチツボスミレ、ニョイスミレ、オオタチツボスミレなどは有茎類です。欧米の植物学者が日本を訪れ山野を歩くと、2~3キロメートルも山道を歩くだけで、5~6種どころか10種近いスミレ類に会えるのですから、目をむいて驚嘆します。スミレ王国の本領が発揮できますから、案内役としても満悦至極というところです。その上に、白山などの高山に登ると、オオバキスミレ(高山型はミヤマキスミレ)やキバナノコマツメなどの黄色い花が咲くスミレ類も登場してきます。キバナノコマツメは、欧米でも、北方寒冷地に共通して分布するものですから、自慢の種が増えるというものです。
タチツボスミレは、日本でもっとも普通に見られる個体数も多いスミレの代表格です。全国各地、しかも海岸近くの低地から、田園地帯、里山から亜高山帯ニまでと、垂直的にも分布が広いものです。それだけに地方ごとに変異に富んでいます。一種の生物であるヒトが地球上のいたるところに広く生活し、その顔立ちや体つきが変異に富んでいるようなものです。
体全体に毛のあるものは、ケタチツボスミレ、西日本に多いコタチツボスミレなどの変異のほかに、白花や緑花などの品種が20品種ほど記載されています。タチツボスミレを入門種として、スミレ学に取り組むことは、老化防止の知的遊びにもなります。
(小野木三郎 乗鞍と飛騨の自然を考える会副会長)
(岐阜新聞 2007.5.17)
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記事を参考に見てみたら、わがやには有茎類のスミレが多いみたいです。
ニオイスミレは、無茎類でした。
スミレの仲間の、パンジーやビオラは有茎類かな。
一株だけ、こんな濃い紫のビオラがありました。
「ふれあいバザール」には、日本スズランもありました。
左が新しく買ってきた日本スズラン。右が去年植えたもの。
植えたスミレの横には、まだ植えてない山野草の苗。
左がサギソウ、真ん中がイワカラクサです。
スミレも好きだけど、山野草も大好きなみどりでした。
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柳原和子さんで検索していたらここにたどり着きました。彼女の南禅寺便りが読みたかったのですが、どうした訳かアクセスできず。代わりに美しい菫の花に出会いました。
菫と言えば宝塚歌劇、ブログに「すみれの花咲く頃」を書いています。ご覧下さい。良い歌ですよ。
一期一会の「トーマスの独り言」でした。
http;//tomtom.cocolog-nifty.com/thomas
トーマス