一般質問の基本、参加者の議員が抱える問題の解決など、
中身の濃い議論は24時間を超えるロングラン。
いろんな質問に対応するためには、集中力が必要なのでさすが疲れました。
疲れた体を出迎えてくれたのは、フリージアの甘い香り。
昨年、球根を植えたのですが、玄関横でつぎつぎに咲いています。
フリージア(アヤメ科、フリージア属)
フリージアもあやめの仲間。和名は浅黄水仙、香雪蘭。
花言葉は「期待、感受性、純潔、あこがれ」
赤色から一足遅れで、ピンクや白花も。
ナスタチウム
二日間家を空けていたので、しおれかけたお花たちに水やり。
くるまから荷物を降ろしたら、お風呂に入って夕ご飯です。
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こういう議員が政治を変える
寺町みどりさんに聞く
『市民派議員になるための本』の著者でもあり、町議会議員の経験を持つ寺町みどりさんに、どんな人が議員になれば政治が変わり、健全な地方自治が実現するのか聞いてみた。
◆女性議員が変われば政治は変わる?
私は女性議員をふやしたいと思っています。自治体の「意思決定機関」である議会にこそ、女性の視点、社会的弱者の視点、マイノリティの視点が不可欠です。
制度や政策をジェンダーの視点で見直せば、政策の優先順位はかくじつに変わるでしょう。また、男女共同参画や介護保険制度などは、当事者である女性が議員になり、自分の住むまちで実効性のある政策として進めることができます。女の健康と安全に関する政策は、男には代弁することはできませんから。ただ、「女ならだれでもいい」わけではなく、女性議員の数がふえても、女性差別を容認し、強いものが弱いものを支配する体制に賛成し、組織の論理を優先する女性議員なら現状は変わらないでしょう。
◆議会はどのように変えたい?
議会は、選挙で選ばれた個人の議員で構成され、法的には対等・平等です。でもじっさいは、数の論理による会派主義が横行し、慣例と申し合わせで運営されています。議員たちは、自分たちに都合のよい「変則ルール」をつくってきました。自己の利益のためにモノとカネを牛耳っている議会も少なくありません。議会を民主的で公平なルールに改革しない限り、発言の自由も制限されることになります。
慣例を見直し、法令の遵守を基本として議会を運営し、自由な議論ができる民主的な議会に変えることです。議会を公開して「市民参加」を積極的に進めることや、「市民自治」を実現するために議会制度を改革すること、情報公開を進め、市民と議会と行政の関係性を変えることが「議会を開く」ことになります。議会にこそ、市民や第三者の査定評価が必要です。
◆女性議員を増やすためには?
女性議員が少ない理由の一つに、女性が立候補しにくいことがあります。小さなまちほど女性議員の割合は少ないです。でも立候補さえできれば、当選率はむしろ高いです。地域に暮らす女性への差別や抑圧が強ければ強いほど、現状を変えたいという秘めたる思いもまた強いのです。どんなまちにも女性を当選させる潜在的な可能性があります。後ろ盾のない女性が立候補でき、かつ当選するためには、候補者のメッセージを、有権者に言葉で直接伝えるネットワーク型の「市民型選挙」を提唱しています。市民の側も、女性が地域で孤立しないよう政治活動を支援するネットワークが必要です。
◆立候補予定者の方に
政治を変えることができるは、市民自治を実現しようとする意思を持ち、少数のより弱い立場の市民の利益のためにフリーハンドではたらく女性議員たちです。民主主義の基本は、「私」がノーと言うこと。「私のことは私が決める」、そういう議員が増えることを願っています。
(女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク)
(I女のしんぶん)
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