知財管理2011年12月号に「知財高裁における均等侵害論のルネッサンス」という論説が掲載されていました。
書かれたのは、前知財高裁所長で現在弁護士の方です。
最近、知財高裁で均等侵害を認める判決が目立ってきていることの背景と均等侵害認容要件である「本質的部分」の解釈、今後の課題について述べています。
「本質的部分」の解釈については、いわゆる「本質的部分説」と「技術思想説」が対立しています。
最近の知財高裁の判決は、「技術思想説」に近い判断をしているのではないかと思われます。
私も「技術思想説」を支持していますが、それに加えて他の判断基準もあるのではと、考えています。
均等侵害における「本質的部分」の解釈は、実務的にも重要な問題で、私もこのテーマで論文を書こうと思い、参考文献を調査してみました。
参考文献は、かなりの数ありましたが、私が考えている視点についての言及は見当たらないですね。
これは論文を作成する価値がありそうです。
早速、論文作成に取り掛かることにしました。
論文の出来栄えについては、乞うご期待ですね。
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最近、知財高裁で均等侵害を認める判決が目立ってきていることの背景と均等侵害認容要件である「本質的部分」の解釈、今後の課題について述べています。
「本質的部分」の解釈については、いわゆる「本質的部分説」と「技術思想説」が対立しています。
最近の知財高裁の判決は、「技術思想説」に近い判断をしているのではないかと思われます。
私も「技術思想説」を支持していますが、それに加えて他の判断基準もあるのではと、考えています。
均等侵害における「本質的部分」の解釈は、実務的にも重要な問題で、私もこのテーマで論文を書こうと思い、参考文献を調査してみました。
参考文献は、かなりの数ありましたが、私が考えている視点についての言及は見当たらないですね。
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