熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ノーベル平和賞の受賞予測

2014-10-04 12:15:39 | Weblog
10日にノルウェー・オスロで発表される2014年のノーベル平和賞の受賞予測に、「憲法9条を保持する日本国民」が浮上したそうです。

受賞予測を毎年発表している民間研究機関、オスロ国際平和研究所(PRIO)が3日、ウェブサイト上の予測リストを更新し、それまで「欄外」だった「憲法9条」がトップに躍り出ました。

受賞への期待が高まりますね。

受賞予測リストは、①フランシスコ・ローマ法王②エドワード・スノーデン氏③「ノーバヤ・ガゼータ」(ロシアの新聞)④ドニ・ムクウェゲ氏(コンゴ民主共和国の医師)⑤マララ・ユスフザイ氏(パキスタン出身の女性の教育の権利提唱者)が挙がっていましたが、3日付でリストが更新され、フランシスコ法王が「憲法9条」に差し替わったようです。

PRIOのハープウィケン所長は3日、朝日新聞の取材に応じ、「中立や不可侵、平和主義につながる原則を掲げる憲法9条は、軍事的な紛争解決が多用される昨今において重要にもかかわらず、十分に光が当てられていない。領土問題などアジアがはらむ将来の紛争のおそれについても注目されるべきだ」と話したそうです。

本当にその通りですね。

オバマ大統領が受賞したより価値が高く、世界に与えるインパクトが大きいでしょう。

受賞対象が日本国または日本政府ではなく、「憲法9条を保持する日本国民」というのがミソですね。

自民党は、憲法9条を改訂して平和主義から戦争ができる国への変貌をしようとしていますし、安倍政権は憲法解釈の変更により憲法9条を骨抜きにしようとしています。

このような状況で、「憲法9条を保持する日本国民」をノーベル平和賞に選ぶことは時機を得ていると言えますね。

何とか実現して欲しい。





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