フィンランド・バルト三国・ポーランド １３日間の旅 ７日目

７日目はカウナス市内観光です。

カウナスは中世の面影を残すリトアニアの第二の都市です。

先ず、かつての日本領事館の杉原記念館を見学します。
もう１５年以上前になりますが、「６０００人の命のビザ」という本を読んで、こんな素晴らしい日本人がいたのだと、感動した杉原千畝さんが勤務していた日本領事館です。
一度訪れてみたいと熱望していましたが、やっと願いが叶いました。
杉原千畝さんは、第二次世界大戦初期に行き場のない１６００人のユダヤ人に、本国の命令を無視して人道的見地からビザを発給して６０００人以上の命を救った外交官です。

杉原記念館、現在は日本人ボランティアが中心になって外装の補修工事をしています。











杉原さんの執務机です。
私も椅子に座って杉原さんになった気分を味わいました。





杉原さんが発給したビザのレプリカ。





杉原さんの奥さまの写真が飾ってありました。







杉原さんは、日本人の誇りですね。


杉原記念館見学を終えて、カウナスの旧市街を散策します。








１５世紀に建てられたゴシック様式の傑作、ベルク―ナスの家。





白鳥に例えられる旧市庁舎。








赤レンガの美しい１５世紀の大聖堂、聖ペテロ＆パウロ大聖堂です。







内部を見学します













































１３世紀にドイツ騎士団の侵略を防ぐために作られたカウナス城です。














ソ連当局から領事館を退去させられた杉原さんが滞在したメトロポリスホテル。
このホテルでもビザを発給し続けました。




記念のプレートが飾られています。








カウナス旧市街観光を終えてポーランドの首都ワルシャワへ。
これが途中休憩を含めて８時間のバス移動、ホテルに到着した時はバテバテでした。

ホテルのロビーでピアノを弾いていました。
疲れが吹き飛びました。




明日はワルシャワ市内観光です。





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