今年のノーベル物理学賞にアメリカ・プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎さん(90)が選ばれました。
真鍋さんは地球温暖化研究の先駆的存在で1950年代末からアメリカにわたり、コンピュータを用いて気候の変動を分析する研究分野を開拓しました。
その後、二酸化炭素濃度の上昇が大気や海洋に及ぼす影響を世界に先駆けて研究し、現代の地球温暖化予測の枠組みを築きました。
日本のノーベル物理学賞の受賞者は、2015年の梶田隆章さん以来、12人目です。
真鍋さんは米国籍を取得しています。
最近、光触媒の研究者たちが中国に移って研究を続けるということが話題になっていました。
私が研究所に勤務していた数十年前も米国で研究を続ける日本人が多く、いわゆる頭脳流出が問題となっていました。
当時は日本の古臭い研究体制が頭脳流出の主要因だったのですが、ここ最近は日本政府の研究予算削減でまともな研究ができないことが主要因となっていますね。
このままでは日本で基礎研究ができなくなり、ノーベル賞を受賞する研究者はいなくなるでしょうね。
研究や学問に理解のある政治家が出てこないといけないのですが、お先真っ暗です。
何とかならないのか・・・・
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日本のノーベル物理学賞の受賞者は、2015年の梶田隆章さん以来、12人目です。
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最近、光触媒の研究者たちが中国に移って研究を続けるということが話題になっていました。
私が研究所に勤務していた数十年前も米国で研究を続ける日本人が多く、いわゆる頭脳流出が問題となっていました。
当時は日本の古臭い研究体制が頭脳流出の主要因だったのですが、ここ最近は日本政府の研究予算削減でまともな研究ができないことが主要因となっていますね。
このままでは日本で基礎研究ができなくなり、ノーベル賞を受賞する研究者はいなくなるでしょうね。
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