熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

日本の研究環境は?

2021-10-07 19:23:43 | ノーベル賞
今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった米プリンストン大の真鍋淑郎さん(90)が米国の自宅での取材や記者会見で語った印象的な言葉です。

「研究を始めたころは、こんな大きな結果を生むとは想像していなかった。好奇心が原動力になった。後に大きな影響を与える大発見は、研究を始めた時にはその貢献の重要さに誰も気付かないものだと思う」

「今はコンピューターに使われている人が多い。若い人に言いたいことは、コンピューターに振り回されるな、と。ポピュラーな、はやっている研究に走らずに。自分の本当の好奇心ですね」

「最近の日本の研究は、以前に比べて好奇心を持って研究することが少なくなっているように思います。日本では、科学者が政策を決める人に助言する方法、つまり、両者の間のチャンネルが互いに通じ合っていないと思います。米国はもっとうまくいっていると思う」

コロナ対策でも専門家の意見を聞かずにGo Toトラベルを続けたりしていましたね。
学術会議のメンバーの承認を拒否したりもしていましたね。
本当に専門かを無視する政治家が多すぎます。

真鍋さんは、なぜ日本に帰らないのかと問われて「同調するのが苦手で」と答えていました。

これは分かる気がします。



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