常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

ズッキーニ

2018年06月13日 | 日記


一日畑通いを休むと、野菜畑がすごいことになっている。ズッキーニが葉を大きく広げ、黄色の花を咲かせた。雌花には将来の実がかわいい姿をみせている。この実が成長するためには、雄花の花粉を受粉しなければならない。蜂の姿を探すが、まだ咲いたばかりの花に蜂の姿ない。そこで雄花の花粉を採って、雌花に人工授精を行う。

山東菜は一回疎抜きをしたが、株の成長に従って畝が立て込んできた。夏菜、シュンギク、ホウレンソウも同じだ。再度疎抜きをして、株の成長を助ける。収穫した野菜は、今夜の食卓にのる。キュウリが3本収穫できた。一本は糠味噌に漬け、あとの2本は味噌をつけて齧る。トマトの成長もすごい。枝が大きくなっているのはもちろんだが、脇芽がすでに10センチほどに伸びている。丁寧に脇芽を欠き、支柱へ枝を導引する。

カボチャ、マクワウリは枝を伸ばしてやはり花をつけた。この花にも小さな実がついている。雑草を取り、枝の下には藁を敷き詰める。こうして、梅雨どきの慈雨を待つが、畑の乾燥を打ち消すような雨がこない。近所の人と話すが、やはりしっとり畑を濡らす雨を待つ話になる。

梅雨の蝶たまたま迷ひ来て黄なり 久保田万太郎
コメント
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