並木道が続く北山通は、最近ミモロのお気に入りの通り。
「京都じゃないみたい…」。そう、どこか神戸や東京の郊外に似ています。
その道沿いに、素敵な建物が…「なんだろ?」と、その前を通りかかったミモロは興味津々。
そこは、1995年の12月にオープンした紅茶の専門店「北山紅茶館」です。
ある朝、ミモロは、そのお店に出かけました。「朝食がすごく美味しそうなんだもの…」と、10時の開店と同時にお店へ。
「おはようございま~す」
ミモロは、この日一番乗り。でも、すぐ後に、次々お客様がやってきます。
入口近くには、紅茶やジャムが並びます。
「あの~モーニングお願いしま~す」とお店の方に…。おいしそうな匂いがミモロの鼻に迫ります。
店の中ほどの棚には、スコーンやシフォンケーキ、クッキー、ラスクなどが…「おいしそう…」
大きな窓から朝の陽光が注ぐ店内は、とても気持ちのよいスペース。ミモロは、窓側のテーブルへ。
「どれにしようかな~」
ミモロはメニューを見て、悩んでいます。「BLTのサンドウィッチにしようかな~。それともクロックムッシュ、う~スコーンも捨てがたい…」モーニングメニューは、紅茶がついたセットで、スコーンは880円、ほかは1150円です。
「この雰囲気いいね~」テーブルに飾られた山野草。そこにこのお店のセンスの良さを感じます。
ミモロは、このお店で人気というベーコン、トマト、レタスのサンドウィッチを注文することに。
しばらくして、ミモロの前に大きなプレートが…
「サラダもたっぷり~」
そして、このお店のオリジナルブレンドの「北山紅茶館」という紅茶をお願いしました。
「飲みごろになってますから、どうぞ~」
「たっぷりのサラダと中身いっぱいのサンドウィッチ。それから2杯以上ある紅茶・・・わ~なんか贅沢なモーニング・・・でも、これで1150円ってリーズナブル…」と、お腹を空かせてきた甲斐がありました。
さて、この「北山紅茶館」は、神戸のオーナーさんが1995年にオープン。「私も、よくここにお客として来ていたんですよ」とおっしゃるのは、6年前からここのオーナーさんになられた小林桂子さん。
ケーキや料理が大好きで、ご自身もお教室をなさっていたそう。「このお店を設計された方が、私の家を設計した建築家で、そんなご縁もあって、このお店には、よく通ったんです。オーナーさんが御歳を召して、お店を閉めるということになり、それなら…ということで、私が引き継ぎました。だって大好きなお店がなくなるのは悲しいでしょ」と。ちょうど子育ても一段落されたころで、創業以来の美味しい紅茶と素敵な空間をそのままに、さらに小林さんらしい工夫もいろいろなさり、現在のお店に・・・。
「今日できたんですよ~」とお店の方々と一緒にデザインしたエコバック。
「紅茶専門店というと、ケーキや焼き菓子があるというイメージでしょうが、うちは、しっかり食べられるものが多いんですよ~」と小林さん。確かにモーニングだけでなく、11:30~14:00までのランチタイムには、スープと飲み物付きのキッシュ、中身たっぷりのボックスサンドウィッチ、特製ハンバーガー各1300円。そしていろいろな種類の品々が味わえるアフタヌーンティーセット1700円も揃っています。
「絶対、ランチにも来よう…お友達誘って~」とミモロ。
キッチンで腕を振るうスタッフの方も、前のオーナーさん時代から…。
「若いころ、お母様といらして、それからしばらくして、お子さんをお連れになる方も…」北山エリアのマダムたちが常連のおしゃれなお店。
もちろん男性のお客様の姿も…心地よい場所には、常に穏やかで、美味しい時間が過ぎてゆきます。
*「北山紅茶館」の詳しい情報はホームページで
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