突然ながら、ミモロは、伊豆へと向かいました。京都からは、新幹線と伊豆急行を乗り継いで約3時間半。
「のぞみ号は、静岡に止まる駅がないから…う~こだま号で熱海に行かなくちゃ~」
そう、東海道新幹線で、もっとも長い距離を走る静岡県。新幹線の駅は6つもあるのに、でも、のぞみが停車する駅はひとつもありません。たまにひかり号が止まることはありますが…。
京都から浜松までのぞみ号で、そこからこだま号で、熱海に到着。「やっと着いた~」そこから伊豆急行の普通列車に乗り換えます。
「わ~黒船号だ~」熱海駅から下田まで、特別列車「黒船号」に乗れることに。鉄子ちゃんのミモロは大喜び。
この「黒船電車」は、伊豆急のリゾート21シリーズの車両のひとつ。下田開港150周年を記念して平成16年から運行をスタート。黒い車体は、日本に開国を迫った黒船をイメージしています。
伊豆半島の東側の海岸線を走る伊豆急。そのため海側の窓は大きくまた座席も海を向いています。
中は、下田や開港時代の歴史を物語る写真が飾られ、ギャラリーのように…。
海も十分に楽しめる車両です。「今日は曇ってるから大島や利島見えないね~。残念…」
「久しぶりの海・・・」京都に暮らすミモロにとって、海を眺めるのは久しぶり。「やっぱり琵琶湖より大きい~」と当たり前のことに感激しています。
さて、ミモロが伊豆急を降りたのは、「河津駅」。ここは天城への向かう入口のひとつです。「河津桜」発祥の地としても知られ、春は、大勢の観光客が、早咲きの桜を見物に訪れます。
「今は、静かだね~」夏の海水浴シーズンもまだなので、ビーチは人影もありません。
「海の向こうは、ハワイやアメリカだね~」
「ハワイ行きたいなぁ~」とポツリ。
「ハワイに向けて出発~」
ビーチに置かれていた舟に乗って、憧れのハワイ航路を目指します。
きっと吉田松陰も、こうやってアメリカを目指したのでしょうか。ミモロの思いとはかなり差がありますが…。
打ち寄せる波を眺め…ここからは叶わぬ憧れへと思いをはせるミモロです。
さて、ミモロが感傷に浸ったビーチは、「河津浜海水浴場」「伊豆の穴場」との看板があるビーチです。
さぁ、そろそろ宿へ向かいましょ。
「うん、きっと花菖蒲キレイに咲いてるよ~」と、到着したのは、河津駅から徒歩10分ほどの山間にある「離れ家 石田屋」。
別名「花菖蒲の宿」と言われる、明治6年創業の伊豆の老舗旅館です。
リニューアルされたフロントエリア。ライブラリーやコーヒーコーナーなど、宿泊客が寛げるスペースです。
「自転車もあるよ~」
河津の町を散策する自転車も用意されています。広い敷地には、11室の離れが点在しています。
敷地内の源泉からの温泉も、部屋の露天風呂や大浴場で満喫できます。
渡り廊下を経て、お部屋へ・・・
まずは、お茶とお菓子でひと休み。
「温泉に入る前に水分必要…」
ミモロが宿泊するお部屋にも小さな露天風呂があります。「ここ落ち着くんだよね~」
そして、楽しみな夕食は、金目鯛の煮付けや鯵、金目などのお刺身がたっぷり…
「伊豆に来たら、絶対金目の煮付けは見逃せないよね~」
大きな煮付けを前に、京都では味わえないダイナミックな盛り付けに、伊豆らしさを実感。
いろいろなお料理を頂き、デザートは、ニューサマー。「う~爽やかな甘さがたまらない…」
京都ではあまり食べる機会がないもの。
伊豆の味を満喫したミモロ。「明日、花菖蒲見るんだ~」と、早々とお布団へ。
「おやすみなさい~」
もう夜になってしまったので、花菖蒲は、明日ご紹介します。
「おやすみなさい・・・」
*「離れ家 石田屋」の詳しい情報はホームページで
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