新緑が美しい初夏の京都。ミモロは、京都の北方向にある「鷹峯」へと向かいました。
「ここのお庭いいらしいよ~」
と訪れたのは「しょうざん リゾート」の日本庭園です。広さ3万5千坪の庭園です。
ここには、樹齢450年の北山杉などが植わっています。
平日だったので、ミモロ以外にだれもいないお庭。ゆっくりと緑の世界に浸ります。
苔と大きな岩が構成する庭…杉や楓の木漏れ日がミモロに降り注ぎます。
「小川もある…何かいるのかな?」
緑の中を流れる小川…「なんかいい感じだね~」と。
この庭園は、秋、紅葉の見事さで知られます。でも緑の時期もそれは爽やか…人も少なくのんびりできます。
庭園の杉の間から見える鷹峯の景色。
そう、鷹峯は、平安時代、鷹狩をする場所であったことから、この名で呼ばれるように…。
このエリアで、ミモロは、春にお花見をしました。そのお花見の場所は、秀吉が築いた御土居の上。外敵の侵入に備え秀吉が、京都の町の周囲に築いた御土居。この場所は、その外側にあります。
「昔は、追いはぎや辻斬りなんかあった、コワイ場所だったらしいよ~」
この場所に家康から土地を拝領したのが、芸術家、文化人として知られる本阿弥光悦です。
後水尾天皇と親しく、朝廷にも大きな影響力をもっていたと言われる光悦。家康は、そのつながりを弱めるために、洛外であるこの地に移らせたとも言われます。
でも、広い土地を得た光悦は、ここに一族や職人たちなどの仲間を引き連れ、「光悦芸術村」を作ります。光悦の住まいは、現在の光悦寺です。
「ここに住んだから、よかったのかもね~」とミモロ。
ここで、芸術と共に育ったのが、京野菜…今も、盛んに京野菜が作られる産地になっているのです。
さらに、今「鷹峯」は京都でも注目の場所。
「しょうざんリゾート」の一部には、会員制リゾートの「東急ハーヴェストクラブ」ができ、さらに紙屋川を挟み対岸に、世界的高級リゾートホテルのアマンリゾーツが、2017年には「アマン京都」をオープンさせます。
「この辺り、すごく有名になるね~」金閣寺や光悦寺にも歩いてゆける距離。外国人ゲストには、「これぞ京都!」とイメージされる京都が味わえる場所になるでは?
すでに京都には、2014年に「ザ・リッツカールトン京都」、2016年には「フォーシーズンズホテル京都」が、市内にオープンしています。
民泊が急増する京都、次々にシティーホテルも建設中。
「建設中の場所って、みんな宿泊施設じゃないの~」とミモロが思うほど、古い家屋の建て替えやリニューアルでは、民泊を意識した設計のところが多いのです。
「オリンピック終わっても、観光客の数減らないのかな~」
さて、話をもとに戻して、「しょうざん リゾート」の庭園には、8軒のお茶室が移築されています。「変わった形~」京都の西陣の豪商の山荘にあった茶室
「酒樽茶室」で、実際に酒樽として使われていた樽をベースに作られたもの。
「聴松庵」は、茶道裏千家11世家元・玄々斎の設計によるお茶室。
「いろんなお茶室があるんだ~お茶会するのかな?」
日本庭園に併設してあるのが「茶花園」。茶室に飾られる山野草を集め、販売しています。
「そこにも行ってみたい~」とミモロは、立ち寄ってみることに…。
*「しょうざん リゾート」の詳しい情報はホームページで
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