ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都西山にある「柴田窯」。「京もの認定工芸士」の柴田恭久さんの工房見学。

2016-06-03 | ものづくり

京都西山にある「柴田窯」。奥様の宮里絵美さんも「京もの認定工芸士」として活躍なさっています。
さて、昨日は、宮里さんの作品をご紹介しましたが、今日は、柴田さんの作品をご紹介します。

「ミモロちゃん、ろくろ作業見学しますか~」と柴田さん。ミモロのために、ろくろの前に座ってくださいました。
  
「わ~薄い…」とミモロ。前に東山の窯元でろくろ体験をしたミモロは、薄く均等に器を作るのがいかに難しいか、よくわかっているのでした。
「ミモロちゃんもやってみる…?」 「ううん、いい…見てる~」といつになく消極的。「だってあまりにすごい技なんだもの…」と圧倒されたよう。

さて、柴田さんの作品は、京都をはじめ、さまざまな地域の料亭や料理屋さんからの注文が多いそう。
「料理を盛って美しい景色になる器を作るようにしています」と。
 
決して器だけが主張するのではなく、料理を盛った姿が美しいと、料理人から人気。
「ここにどんなお料理はいるのかな~」と想像するミモロです。

柴田さんの作品は、自然のモチーフにしたものも多く、例えば、瓢箪、竹や筍などもモチーフの一つです。
 
「ほらここ空くんですよ…」筍の先端が外れ、中にものが入るように…。
「あ、ホント~」
四季の食材をいっそう楽しく演出する器です。有名な雑誌の料理紹介のページでも、柴田さんの作品は使われています。


竹をテーマにした作品づくり・・・
「これは青竹のイメージの器なんだって~」
こちらは、四角のお皿、焼き魚や前菜を盛るのにいいかも…。「いろんな料理に使えそうだよね~」ミモロの想像が膨らみます。


竹をイメージした「竹節小鉢」は、積み重ねられ、食器棚でも場所を取らない工夫が。。


「和食器って楽しいよね~そこに遊びがあって…」箸置きもおめでたいモチーフで…。


食は、神様に感謝しながらいただくもの。
料理を盛る器は、食べ物に敬意をはらい、感謝を示すようなものを使いたくなります。

100円ショップの中国製の大量生産の器でも、その用途は足りますが、「なんか味気ないよね~」と思うミモロ。
そこに器の作り手の心がないからかもしれません。

素晴らしい技をもち、すてきな感性で生まれる柴田さん、宮里さんの器…

東寺の弘法市に出店されることもあるそうです。
「毎月21日だよね~。今度行ってみよう…」とミモロ。

柴田さん、宮里さんお世話になりました。「すごく楽しかった~」とミモロ。


ミモロもまた陶芸に挑戦したくなったよう…


*「柴田窯」の詳しい情報はホームページで 弘法市への出店スケジュールもホームページで確認を

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