先月、「京都滋賀県人会」の東近江へのバスツアーで、行きたかったのに、予定時間の制限で行けなかった「太郎坊神社」の磐座。ミモロは、滋賀県の「石山寺」の御開帳に訪れた後、彦根に行くというお友達を送る途中で、立ち寄ることにしました。
「ゆっくりランチ食べ過ぎたから、あんまり時間ないね~登れるかな~すごく石段あるし…」とちょっと心配そう。
ミモロがどうしても行きたかった「太郎坊・阿賀神社」は、勝運の絶大なパワーがあると評判のパワースポットです。
あらゆる試験、試合だけでなく、選挙やコンテストなどに勝つ運を授けてくださると言われ、全国から参拝に訪れるのだそう。

この神社は、約1400年前に創祀されたと伝えられます。
鎮座の地の赤禅山は、大きな岩が山肌に露出する自然の大きな力を感じさせるもの。それ故、神宿る山として人々の信仰を集める霊山になりました。

ご祭神は、天照大神の長男の皇子神様である正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさかあかつかちはやひあめのおしはみみのみこと)という、天照大神に愛され、大切にされた皇子神なのです。
本殿があるのは、巨岩が聳え立つ山腹です。

「本殿まで、740段の石段があって、そこを登らなくちゃ行けないの~」

延々と続く石段を懸命に上るミモロです。額には汗も噴き出し始めました。「ハァーハァー」と息も弾みます。
でも、ミモロは、車で駐車場まで上がってきたので、そこからは石段は残り三分の一になります。
「え~それでも200段以上あるんだよ~」
本殿に行く途中に、義経の腰掛岩がありました。そこでちょっとひと休み。


ミモロ、もう少し…がんばれ~!
ここから、本殿まではもう少し…その前に、ミモロがどうしても行きたかった「夫婦岩」の磐座があります。


いよいよ巨石に近づきます。

高さ12メートルの巨岩は、2つに割れていて、その間は、幅80センチ。
「やましい心があると、途中で岩に挟まれちゃうんだって…ドキドキ…」とミモロは、恐る恐る歩きます。
上を見ると、岩の間から空が…いっそう岩の大きさが迫ります。

ヒンヤリとした気が流れる岩の間…そこを通るだけで、心身が浄められる気がします。
「よかった~挟まれなかったよ…」と無事に間を通り抜けることができました。そして本殿に到着。



しっかりご祭神にお詣りして、お札を頂戴することに…。「勝運のお守りたくさんある~」
「うわ~いい景色~」

本殿のそばの展望台からは、眼下に東近江の町が広がっています。
近江八幡や東近江に来たら、ぜひ参拝したい神社です。
「ここの絵馬は、神社を守る天狗様…自分で表情を書くんだって…」

彦根に行くお友達を急いで、駅まで送るため、転げるように石段を下ったミモロ。
「また、ゆっくり参拝に来たいね~」
東京や京都からは「米原駅」から近江鉄道で「八日市駅」から車で10分。トコトコ歩いて20分です。
*「太郎坊神社」の詳しい情報はホームページでどうぞ

ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら