ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのちょこっと東京旅。戦災を免れた大イチョウと家康像。勝運、生き延びるパワーの「芝東照宮」

2016-06-23 | 東京

東京港区志賀大門エリアで、朝のお散歩を楽しんでいるミモロ。
ミモロが生まれたのは、田園調布という都心部から電車で30分ほどの郊外です。
なので、東京湾に近いエリアに朝のお散歩に来る機会はありませんでした。だから、東京生まれのミモロでも、まるで旅気分。

さて、芝大門は、浄土宗の大本山「増上寺」のエリアです。広々した公園がある「芝公園」。
 
その一角に、神社を見つけました。「芝東照宮」です。
 
ご神紋は、三つ葉葵。徳川家の家紋がついています。

さて、この神社は、もともと「増上寺」の中にあった「安国殿」という家康の御霊を祀る廟。明治時代の神仏分離により、「増上寺」から分かれ、東照宮を称することに。かつて社殿は、江戸時代のものでしたが、戦災で焼失。現在は、昭和44年に再建されたもの。

戦災を免れたのが、御神木の大イチョウ。
三代将軍家光が植えたイチョウで、現在は、国の天然記念物です。
「よく戦争で燃えなかったね~」B29の標的にされそうな大イチョウですから…。

手水で、お清めをして、参拝します。


ご祭神は、家康公で、社殿には、家康が還暦を迎えたときに刻ませたという「木造徳川家康坐像」(寿像)がご神体として祀られています。
 
この「寿像」も戦災から守られたもので、東京と指定有形文化財です。

東京の空襲で、残ったのは、大イチョウと寿像で、ほかは全部焼失しました。

「だからパワースポットなんだって~」とミモロ。


「芝東照宮」に参拝したミモロは、トコトコを石段を下りて、また緑茂る場所へ。



「このあたりの木、梅かも…」

そう、ここは、70本の梅が植わる梅林。
江戸時代から梅の名所となった新宿「梅屋敷」という梅林を移築、再現したエリアです。


「ここ日本庭園だったのかな~」今は水がありませんが、島がある池らしき遺構が…


「なんか東京も歩くと、面白いね~」

「スカイツリーもいいけど、やっぱり東京タワー好きだな~」と、ミモロ。
ミモロならずとも、昭和生まれの人は、東京といえば、「東京タワー」ですよね!

芝は、東京湾にも近い場所。
「お舟がある~」湾から続く水路には、屋形船が停泊しています。
 
「東京湾の花火見たりするのに、この船チャーターしたりするんでしょ?乗ってみたいなぁ~」とミモロ。

夏の夜、屋形船で料理を味わいながら夕涼み・・・芝公園エリアには、屋形船の料理屋さんや釣り船屋さんがいろいろあります。

「嵐山のお舟みたいなの?」、う~それより規模大きいけど…なんせ東京湾だから・・・。

「東京も楽しいとこたくさんあるね~」と、東京に住んでいるときより、観光客気分で東京を歩くと、その面白さが改めてわかります。

*「芝東照宮」の詳しい情報はホームページで






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