ミモロは、お家のベランダでいろいろな植物(シソ、パセリ、バジルなど主に食べられる植物)を育てています。
「もっとなんか育てたい…」と、今、ミモロの憧れは金魚。
つい先日、ご近所の鴨川沿いにある「松本金魚店」に行って、いろんな金魚を見たり、飼い方を教わっていたのです。
「金魚飼いたいなぁ~」ミモロの思いは募ります。
そんなある日、なんとミモロは、栃木に住む方からメダカをもらうことに。

「わ~い、メダカ~」と大喜びのミモロ。そのメダカは、訪れた栃木の農家の前庭に置かれた、大きなプラスチック素材の入れ物に泳いでいたのです。
「毎年、卵を産むので、すごく増えたんですよ」と。ミモロは、東京に行った折り、用事があって栃木まで行き、そこでメダカにであったのでした。
「いいな~ミモロ、メダカ飼いたいんだけど…」と、たくさん群れをなして泳いでいるメダカをじっと見ていました。
「好きなだけ持って行ってもいいですよ」とそのお家の方。「でも~ミモロのお家、京都なの・・・」「え~京都から来たの…。でもペットボトルに入れて行けば、大丈夫だと思いますよ」と、空いたペットボトルをミモロに渡します。
メダカの群れの中央に、ペットボトルを沈めると、ボトルの中に水が吸い込まれる勢いで、パラパラとメダカもボトルの中へ。
「わ~メダカ入った~」ボトルの中には、7匹のメダカが入りました。
ペットボトルにお水を入れて、上の部分に空気のスペースを開けてから、キャップをしてもらいます。
「ありがとうございます。大切に育てます」と、ミモロは、そのメダカ入りのペットボトルを大切に抱えて、宇都宮から新幹線を乗り継いで、夜に京都へと戻りました。「メダカ、苦しがってないかなぁ~」と、新幹線の中では、ボトルのキャップを外し、空気を入れるようにしながら…。
家に帰ると、背中をリュックを卸すとすぐに洗面器に水道水を入れて、その中にペットボトルの中のメダカを放します。
「新幹線の長旅も大丈夫だったね~よかった・・・。でも、餌とか水草、明日、買いに行かなくちゃ~」と、長旅の疲れを癒してもらうよう、暗い部屋に移して、次の朝を待ちました。
翌日、ミモロは、先日行った鴨川沿いの「松本金魚店」に自転車で向かいました。

「あの~メダカの餌と水草ください…」
「メダカだけじゃ淋しいかも…」とミモロ。
家に戻り、透明な洗面器に、メダカと水草を入れます。

「あれ~メダカどこ?」水草のホテイアオイの蔭に隠れてしまったメダカ。

「こっちも大丈夫かな?」

メダカのいる洗面器の横には、陶器の大きな器・・・そこにも水草が入っています。
「あれ?どこにいるのかな?」と鉢の中を覗きます。ミモロは、メダカの餌を買いに行って、なんと金魚も買ってきたのでした。「だっけ、メダカだけじゃ淋しいもの・・・」と、初めはメダカをいっしょに、この鉢で飼うつもりだした。
金魚店の方に、「メダカと金魚いっしょに暮らせますか?」と聞くと、「動きの早いスマートな姿の和金だと、メダカは食べられる可能性がありますが、丸い形の金魚なら、動きがゆっくりなので、メダカは襲われても逃げられますから、大丈夫ですよ」と言われ、黒い出目金と赤いぷっくりした体形の金魚を2匹、合計3匹買ってきたのです。
「でも、やっぱり心配・・・」ということで、結局、メダカと金魚は別々に入れものに…。
でも、この鉢には、大きな金魚の模様があるので、本物の金魚が目立たないのでした。

金魚を飼い始めたネコのミモロ。毎朝、声をかけて、鉢の横をトントンとたたいてから餌をあげています。

まだミモロの姿を見ると、水草の蔭に隠れてしまう、メダカと金魚。でも、そのうち、ミモロの姿を見つけたら、集まってくれるかもしれません。
食欲旺盛なメダカと金魚・・・毎朝、ミモロは、餌を上げるのが楽しくて…。

「餌、たくさん食べて大きくなぁれ~」と、植物もミモロが育てると、みんな大きく育ちます。だからきっと金魚も大きくなるのでは…。
ネコが世話する金魚とメダカ・・・

早くミモロになれて、遊んでくれるといいのにね~。

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