祇園安井にある「0CAFE +INN](ぜろカフェ プラス イン)。1階は、染色作家 山本玄匠の作品が展示されているギャラリーのようなスペースのカフェ。その2階は、ゲストハウスになっています。
ミモロは、オーナーであり、カメラマンの築地久さんの案内で、2階のゲストハウスを見せてもらうことになりました。
2階には、INNと書かれた入口から入ります。階段を上がって2階に到着。
「わ~素敵なお部屋~」
部屋のドアを開けると、そこには、広々としたスペースが…。
かつて町家だった家を改装したゲストハウスは、奥行きのある造り。2階全体が客室です。
「わ~スイートルームみたい…」ここは、1日1組だけが宿泊できます。
ミモロたちは、部屋の中を見て回ります。
「ここバスルーム?わ~素敵、使いやすそう・・・」
機能的でモダンな浴室とトイレです。
バスルームを過ぎると、奥はリビングルームです。
木製のテーブルと「玄匠染め」の特注ソファー、そしてキッチンもあります。
「ここで、お料理買ってきて、食べるのいいかも~」
ゲストハウスは、旅館と異なり食事が付いていないので、宿泊客は、外食するか、料理を買ってきて食べます。
電子レンジや湯沸しポット、そして食器もいろいろ揃っています。
「わ~ここ景色いいなぁ~」とベランダに出てミモロは、目の前のお庭に見惚れます。
「日本庭園が見える…」
そう、このゲストハウスは、建仁寺に隣接しているので、2階からは、その塔頭のお庭が眺められるのです。
「よく手入れされているお庭~」まさに素晴らしい借景です。
「そう、自分で手入れしなくて済むので、本当にありがたいですよ~」とオーナーの築地さん。
朝は、お寺からおつとめの読経が聞こえるそう。「わ~京都らしい・・・」とミモロ。
最近、町家を改装したゲストハウスが京都では急増中。そのため、町中の古い町家の価格は、うなぎのぼりだそう。
多くのゲストハウスが、日本情緒たっぷりの造りになっている中で、ここは、とてもモダンな感じ。
「それが素敵だよね~」とミモロ。「そうなんです。宿泊される方も、日本情緒は、外にでればこの辺りは、すぐに味わうことができますから、宿泊するところは、モダンな感じの方が過ごしやすいと思うんです」と築地さん。
「うん、ミモロもそう思う…」
さらにゲストハウスと言っても、そのいろいろあって、部屋の広さや雰囲気も、違います。「ホテルや旅館以上に選ぶの難しいかも…」
ここの魅力は、インテリアの質の高さ。多くの家具を、特注で設え、築地さん設計の椅子などもあります。
「いいよね~この感じ~」
また、染色作家の山本玄匠さんの作品も飾られ、アート感覚にもあふれています。
部屋には、タオルなどもしっかり揃っていて、ホテル並の設備が揃っています。
「このベッドも寝心地よさそう~」
大きめのベッドが2台のツインベッドタイプ。畳の和室には、お布団も敷けて、最大4人まで宿泊可能です。
「ちょっと寝心地チェック~」
必要ないと思うけど~。ミモロは、さっとベッドに…「いい感じ、眠くなっちゃいそう」
ダメ~寝ちゃ~。しだいに目がトロンとして来ました。ランチをいっぱい食べて、そろそろ眠くなるころ。
「ここに住みたい~」とミモロ。その気持ちわかります。
さて、ここの宿泊料金は、1泊2名使用で、2万5000円。1名増えるごとにプラス5000円です。
つまり4人で宿泊すると合計3万5000円、それを4人で割れば、ひとり8000円ちょっとです。
一人でも宿泊できますが、その場合は、2万5000円になります。
予約は、Airbnbまたは、ホームページから。
「東京のお友達に教えてあげよう~。ここきっと気に入ると思う・・・」とミモロ。
「はい、よろしくお願いしますね」と築地さん。
「今日はどうもありがとうごさいました・またね~」「はい、またね~」
すてきなゲストハウスでした。
*「0CAFE +INN]の詳しい情報はホームページで
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