すでに10月というのに、連日、いまだ30度近い京都。でも、確実に秋は訪れています。
今年、春からミモロが参加している 伏見の蔵元「山本本家」が主催する「酒米の会」。酒造りを、田植えからトータルに体験する企画です。
春の田植えから、約半年。ミモロたちが植えた苗も、スクスク育ち、いよいよ収穫の時を迎えました。
秋の田は、一面黄金色の稲穂に覆われています。
中書島にあるミモロたちが田植えした田んぼは、コシヒカリと酒米「祝」が隣同士に育っています。酒米は、ごはんで食べる米に比べ、背も高く、また稲自体が一回り大きく、しかも成長が速いよう。隣り同士の田んぼなのに、その差は歴然。
「さぁ、稲刈りしよう…」とミモロは、実った稲を運びます。
「豊作でよかった~」
あのね、そのペースでは、全然進まないの…
実際の稲刈りは、機械で行われました。
当初の予定は、鎌での稲刈り。でも、前日の大雨で、田んぼがぬかるみ、足を入れるとズブズブと入ってしまい、動くことができません。そこで、機械の登場に。
田んぼの外側から、内側へ、次々に稲刈りが進みます。
「いいな~あれに乗りたい…」と憧れの視線を注ぐミモロ。
そこでちょっとだけ特別乗せていただきました。
「思ったより高い…」
稲の上を見ながら進む機械は、想像より高いもの。人が歩くほどの速さで、次々に刈られてゆく稲。最後は、田んぼのセンター部分だけに。
稲刈りの締めくくりは、やはり鎌で…ということで、みんなの代表者が残った稲を鎌で刈り取りました。
「わ~稲刈り終わっちゃった~」
稲刈りの次の作業は、刈った稲を脱穀します。
「ヨイショ~」
ミモロも稲を運ぶお手伝い。でもあまりに遅いので、かえってお邪魔に…。そこでミモロは、落穂ひろいをすることに。
ついでにそばの栗の木へも
「わ~栗拾いもできちゃった~。秋の田んぼには、いろんな実りが落ちてるんだ~」
農家の方のお話では、今年の収穫は、とてもいいそう。幸い、京都は台風の被害もなく、順調に育ったそう。
さて、脱穀した稲を、最後は、トラックに積み込みます。
「わ~いい気持ち~」
「秋の匂いがする~」とミモロが乗っているのは、収穫した稲の山。
今回、収穫された酒米から、日本酒一升瓶で約250本が作られるのだそう。
「ミモロ、稲刈り、初めて見ました~」と、主催者の「山本本家」の山本さんに。
「お疲れ様でしたね~。次回は、2月に、お酒を仕込むとき、また参加してくださいね~」と。
冬になったら、始まるお酒の仕込み。今回は、2種類のお酒をこのお米から仕込みます。
仕込んだお酒は、後々、参加者に渡されるのです。
すっかり裸になった田んぼ。「あ、赤とんぼ・・・」
まだ稲刈りがされていない稲穂には、真っ赤なトンボが止まっています。
この日も30度近く、汗ダラダラになりながらも、やはりもう秋・・・
日本の豊かな実りの秋を体験しました。
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