2泊3日で、シンガポールを訪れたミモロ。いよいよ最終日。夜には、日本に向けて出発です。
「あの~博物館に行きたい~」と、ミモロのお願いで、向かったのは、「アジア文明博物館」です。


2015年にリニューアルされた博物館は、1800年代の建築。昔は、裁判所や政府の施設として使われていた歴史的です。それが、昨年、モダンで、とても見やすい博物館に生まれ変わりました。


さまざまな文化が集約されたシンガポールらしく、展示物も中国、インド、パキスタンほか、東南アジア諸国の文化および仏教、ヒンズー教、イスラム教などさまざまな宗教美術の遺物が、膨大な数収集展示されています。



まず、ミモロが興味を抱いたのは、「チャイナボート」。唐の時代、中国から、シンガポールを経て、インド、そして南アフリカまで交易を行った貿易船です。モンスーンの時などで、沈没した船です。


「へぇーたくさんの陶器が摘まれてたんだ~」


難破船の荷物は、長い間海の中で、その時代のまま時をとめていたもの。陶器のほかに、金銀などの装飾品も。
歴史的な王朝文化を物語る品々が、ミモロの目をくぎ付けに。



「すごい~みんな本物・・・しかもこんなに近くで見られる・・・」


さすがアジアの文化の交差点・・・海からそして陸から、あらゆる文化が集まっているのです。


広々とした展示スペース。観光客の姿も多くなく、ゆっくりと展示品を観賞できます。



「広いから、どこにいるかわかんなくなっちゃった~」



お友達家族から離れてしまったミモロ、迷子になりながらも、通り過ぎる場所の美術品に足を止めずにはいられません。
「こっちかな~」


昔のシンガポールの様子を撮影した写真などにも、つい足を止めます。
ともかく本当に素晴らしい展示物がいっぱい。



時間によって、日本語のガイドツアーもあります。
館内には、カフェやミュージアムショップもあります。
しかもなんと受付でエントリーすれば入場無料。「信じられない~!」
そして、撮影も可能なのです。
「写真をインターネットなどでシェアしてください」とパンフレットにもかかれています。
「フラッシュは使っちゃいけないんだよ。でもスマホなどでも撮影できるし~」
多くの美術館や博物館が、撮影禁止が多い中、観光客の写真のシェアで、広く世界に、この博物館を広めようとする作戦。「これって、すごく効果的なんじゃないの~」と思うミモロです。
「写真で見たものの、本物を見たいって思う人、多いと思う」
この博物館のスタンスは、なかなか興味深いもの。「すごく今風だよね。さすがIT先進国のシンガポール」と感心しきりのミモロです。
シンガポールに来たら、絶対に訪れたい博物館。
「さぁ、そろそろ町にもどって、食事してから飛行場にいきましょ~」とお友達。
「え~もう、そんな時間・・・」とちょっと名残惜しそうに博物館を後にしました。

「もっといたい~。また、来たいよ~」と飛行機に乗ったミモロは涙ぐんでいます。

また、来ましょうね~。
2泊3日のミモロのシンガポール旅。確かにかなり短い滞在時間ですが、時差がないだけに、すぐに活動もでき、なかなか充実したもの。「2泊3日でも、十分楽しめる」と実感しました。
*「アジア文明博物館」の詳し情報は、ホームページで(英語ですけど・・・)

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