今年の5月のGWに、シンガポールに2泊3日でやってきたミモロのお話です。
「シンガポールで動物園に行きたい~」というミモロの希望で、まず「シンガポール動物園」に行きました。その隣に2013年に新アトラクションがオープンしたのが、世界の大河をテーマに、その周辺に生息する動物たちが観察できる「リバーサハリ」です。
運河のような川が、それぞれのセクションを区切り、ボートに乗って巡ることができます。
「ここにはパンダがいるんだよ~」と以前も来たことがあるお友達のお兄さん。「え~パンダ?見たい~」と、まずは「ジャイアントパンダ フォレスト」へ。
「わ~パンダだ~休んでる~」。そのエリアにあるレストランでは、パンダの肉まんもありました。
「キャ!レッサーパンダ。かわいい~」
京都の動物園でもお馴染みのレッサーパンダもいます。
次は、アマゾンのジャングルをテーマにした「ワイルド アマゾン」エリアに。
ここでは、ボートに乗って、動物たちを見てゆきます。
「あ、ジャガーかな~」
熱帯雨林のジャングルの中には、鳥たちの姿も。ミモロは、ボートから身を乗り出して、あちこちをキョロキョロ。
ジャングルクルーズを楽しんだあとは、大きなボートでも見学を。
「あれに乗るの?」
「わ~ゾウがいる~」
隣接する「シンガポール動物園」のエリアも外から眺めます。
もちろん、いろいろな水生生物にも会いました。
さらに別の日、「今度は、鳥に会いに行こう~」と。ミモロは、お友達のお兄さんに世界でもトップクラスの鳥類の動物園「ジュロン バードパーク」へ連れて行ってもらいました。
「ここも広い」
ここでは、鳥たちのショーが見られます。
「ここが会場?」すでにステージのまわりには、大勢の観光客がショーの始まりを待っています。
ミモロは、前の方の席に…。
「あ、始まった~」
大きなインコたちやフラミンゴなどいろいろな鳥たちが繰り広げるステージにミモロは夢中。
大きな鳥がすぐ近くを飛んで来たり・・・「わ~すごい~」と感激。
ショーが終わり、ひと休み。鳥の形のストローでジュースを。
「ミモロちゃん、インコに餌あげる場所行ってみる?」「うん、行く~」とミモロは、次に、「ローリー ロフト」というインコの森へ。
「インコさん、どこ?」ミモロ、そこは餌置き場、インコの食事の邪魔しちゃダメ~。「あ、そうなの?」と慌てて外に。
「はい、どうぞ…」と渡されたのはカップに入った液体。
「これがインコさんのお食事?」
カップを見ると、どこからともなく、インコが集まってきます。
「ミモロもやりたい~」あまり近づきすぎると、連れ去られそうなので、ミモロは、ちょっと後ろから…。
シンガポールで、もうひとつ人気なのが、シンガポール動物園に隣接する夜間拝観専門の「ナイトサハリ」です。夜行性の動物たちが活発に動き回る夜。野生の世界が体験できるもの。
「そこも行きたいけど…」夜行性のトラやヒョウなどと同じネコ族ながら、ミモロは、「夜眠くなっちゃう~」と夜に弱いため、今回は見送ることに。「京都の動物園の夜間拝観は行ったよ~」と、ちょっと規模が違いまが・・・。ともかく「ナイトサハリ」もおすすめ。
さて、明日は、多くの日本人観光客が訪れる観光スポットに行きましょう。
ところで淡路島と同じくらいのサイズと言われるシンガポール島と数十の小島からなるシンガポールは、小国ながら、アジアのハブ拠点として、金融、情報などで世界的に重要なポジションをもつ国です。公用語はマレー語、中国語、英語、タミール語の4つ。まさにインターナショナル。宗教も仏教を中心に、イスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教など、さまざまな人々が暮らします。食料の生産は、隣国マレーシアなどから届きます。
主な産業は、観光。まさに「観光立国」で、国内には、ミモロたちが訪れた動物園をはじめ、いろいろなテーマパーク、巨大ショッピングセンター、ホテル、リゾート地があり、楽しみ処は豊富。さまざまな民族が混在するので、チャイナタウン、アラブストリート、リトルインディアなど個性的な町めぐりも楽しみに。
1819年、英国のトーマス・ラッフルズが、イギリスの東インド会社を設立し、シンガポールの主権を獲得したときから、その歴史は始まります。英国植民地のひとつとなり、太平洋戦争の時は、日本軍が占領。インドネシア、パプアニューギニアと共に、戦いの舞台となりました。その後、英国領に戻るものの。1963年に英国からマレーシアとして独立。1965年にマレーシアからも独立して1つの国家として、急成長を遂げてゆきます。
「え~東京オリンピックのころできた国なんだ~」そう、1964年のオリンピックには、まだシンガポールとしては選手団の参加はないことに。日本の外務省が承認している世界の国家は196か国。その中でも、比較的新しい国の一つです。
資源に乏しい小国シンガポールにとって、最大の資源は、人材と言われます。近年急速なITの発展により、多くのIT企業がシンガポールに進出。アジアの中心的な地位を確立しているのです。
教育レベルもトップクラス。はっきり言って、英語力では、アジア1位。日本は、後ろから4番目の低さ。ほかの教育分野でも、日本のレベルより高いのがシンガポールです。
教育レベルで、飛躍的な進歩を遂げる中国、このままでは、日本の将来は危ない…と思ってしまいます。
なぜか、世界的に見ても、英語などほかの言語修得能力が低い日本。
その理由としてふと思うのは、明治維新まで、鎖国してほかの国との交流が薄く、また明治から太平洋戦争が終わるまで、アジア諸国に進出した日本は、占領した地域では日本語をその地域の人々に公用語として強制した歴史もあります。つまり、ほかの言語を、国民の多くが、学ぶ機会も、学ぶ必要性も薄かったと言えましょう。戦後、アメリカの進駐により、英語が、義務教育に取り入れられましたが、その歴史は、日本の長い歴史の中で、わずかとしか言えません。しかも今まで、学んでも日本国内にいる限り、英語を使う必要はなかったのです。
語学の習得は、生活に関わらないと上達しません。その言語を学ばないと、生活に困る、損をする、しいては命にかかわるという危機的状況から生まれた強い動機付けがないと、はっきり言って使える英語が身に着かないのです。教養のひとつとしてでは、交渉もケンカもできない、いいなりになる人としか思われない言語能力レベルを抜けきれません。
急増する外国人観光客。その中で、本当に迷惑をこうむった、嫌な思いをしたなどの経験をして英語の必要性を痛感したとき、日本人の英語力は、急速に進歩するのかもしれません。
シンガポールの人たちの英語は、すべてが文法に即し、また美しい発音ではありません。でも、コミュニケーションが取れ、自分の言いたいことを相手に伝える迫力があります。
2020年のオリンピックに向け、さらに増える外国人観光客。迫力ある英語が話せることが望まれるのではないでしょうか。そのためには、多くの外国人に接するか、外国に行き、多くの経験を積むしかないように思います。もちろん英語がしゃべれる外国人ばかりではないけれど、英語のもつ簡潔性は、日本語でコミュニケーションをとるときにも役立ちます。
「もっと英語勉強しよう~」と、思うミモロです。
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