1月1日から15日まで、京都の酒造の町、伏見エリアに点在する5か所の神社仏閣をめぐり福をいただく「伏見五福めぐり」。
「行ったことないところが多いから、今年のお正月は、お詣りしよう~」と出かけました。
この「伏見五福めぐり」は、伏見というエリアだけなので、他府県から訪れる観光客も、がんばれば1日で巡ることが可能です。「五福めぐり」の色紙1000円に、それぞれの場所で朱印を押してもらい、全部集めると、記念品として干支の土鈴がいただけます。
「御香宮神社」「乃木神社」「藤森神社」「大黒寺」「長建寺」の五か所は、京阪電車の沿線にあり、乗り降り自由の「宇治伏見1dayチケット」600円で回るのがおすすめ。
さて、ミモロの場合は、京都に暮らしているため、1日で回らず、ちょっとのんびり・・・。それでも2日間で十分回れます。
「御香宮神社」と「乃木神社」を参拝したミモロは、「今日は、伏見の町中に行こう~」と、京阪電車に乗って。まずは「丹波橋駅」からトコトコ歩き、「大黒寺」に向かいました。
駅から、住宅地の中を歩き、「伏見区役所」の近くへ。「ここだ~五福めぐりの旗がある~」
さて「大黒寺」は、もとは「長福寺」といい、空海が開基した真言宗東寺派のお寺で、元和元年(1615)に伏見奉行山口駿河守が、薩摩藩の命を受け、島津家の守り本尊「出世大黒天」を祀り、薩摩藩の祈祷所になったそう。そのため別名「薩摩寺」とも言われます。そもそもこの場所は、伏見の薩摩藩邸にも近く、幕末、西郷隆盛や大久保利通らが、会合を行ったという1室もここにあります。
まずは、お清め・・・
そして本堂へ参拝します。
「はじめましてミモロです」と、本堂に安置される秘仏の「大黒天」にご挨拶。現在は、9月の「大黒天大祭」に1日だけ御開帳されるそう。
「秘仏のご本尊にはお目にかかれないけど、ここにも大黒様いらっしゃる」
「おさすり大黒さん」といわれ、願い事をしながら撫でる大黒様です。
金運アップなどにご利益がある大黒様。
本堂の前には、大きな壺があります。「なんだろ?」と中を覗くと、そこには小銭が底にたまっています。
これは「幸せの壺」。上から底にある筒を目指し、小銭を落とし、運試し。ミモロもやってみましたが、「あれ~10円玉、水の中でひらひら舞って、筒のとこにいかない~」。2回やっても、筒のまわりに落下。「運ないのかなぁ~」と心配に。
大丈夫~ほかの場所でパワーアップしましょ!
気を取り直し向かったのは、境内の一角にある「金運清水」です。
この水を飲むと、金運上昇、資産倍増、子孫繁栄などさまざまなご利益がいただけるそう。
さっそくミモロも飲むことに・・・
「伏見の水だから美味しいね」
お酒の蔵元が集まる伏見、その湧き水ですから、やさしいお味。ペットボトルに汲んで行く人も多いそう。
最後にお守りなどをチェック。「大黒様のお守りがいろいろあるよ~」
境内には、「伏見五福めぐり」の大きな色紙をもった人たちが、次々に参拝に訪れていました。
「さぁ、次行こう~」と、ミモロは、そこから「長建寺」を目指します。
*「大黒寺」京都市伏見区鷹匠町4 拝観時間 6:00~18:00 境内自由 京阪「丹波橋駅」徒歩8分
人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら