「十日ゑびす祭」で中断していた「伏見五福めぐり」。伏見エリアの神社仏閣五か所をめぐり、色紙に御朱印をいただき、福を集めるもの。
ミモロは、「御香宮神社」「乃木神社」「大黒寺」「長建寺」をめぐり、最後の五か所目の「藤森神社」へやってきました。
鳥居から本殿のある方向へ真っすぐに伸びる広い空間。
「ここで駆け馬なんかするんだって~」5月5日の「藤森祭」には、神輿巡行や武者行列、また駈け馬神事などが行われます。
ここは、約1800年前に神功皇后によって創建されたと伝えられる歴史ある神社。
「神功皇后って、安産の神様だけど…」とミモロ。そう祇園祭の「大船鉾」などでは安産の神様としてお祀りされます。でも、神功皇后は、妊娠中にも関わらず、戦場に赴き、勝利に導いたと伝えられる勇ましい神様です。そこから、勝運のご利益が…。
昔の戦いの戦力に馬は不可欠。それに由来し、馬をお祀りしています。
境内には、いろいろな場所に馬にまつわるものが、見られます。
「わ~これも馬の写真入り~」自動販売機も馬が…。
「ここ馬と勝運に深いかかわりがあるから、競馬関係者の参拝も多いんだって~」とミモロ。
また淀の「京都競馬場」に行く前に、勝利を願い参拝する人も…。
そのため絵馬も、競馬を想像させるものに。
「あれ?1つ競馬と関係なさそうな、落ち着いたデザインの絵馬がある…なんだろ?」とミモロ。
実は、ここは日本書紀編纂に携わった舎人親王(とねりしんのう)を父である天武天皇と共に東殿にお祀りしています。
「勝運だけじゃなくて、学問にもご利益あるんだ~」
ともかく、まずは、本殿に参拝を…。
本殿には、素戔嗚尊と別雷命、神功皇后、応神天皇、仁徳天皇ほかが祀られています。
「いっぱい神様いらっしゃるんだ~八坂神社と上賀茂神社にお詣りするみたい~」とミモロ。
上記の東殿のほか、もうひとつ西殿もあります。そこには、祟道天皇(早良親王)、伊予親王、井上内親王が祀られています。
「なんか御霊神社みたい…」とミモロ。そうその通り・・・。いろいろな社があるのは、昔、この地にあった社を合祀したものと言われます。
本殿は、正徳2年(1712)、中御門天皇より賜ったもの。
本殿の後ろには、「八幡宮と大将軍社もある~」室町時代 足利義教が造営したもの。重要文化財です。
「え~あの足利義教さんが造営したんだ~」。くじ引きで決まったといわれる室町幕府6代将軍です。
「あ、お水がある~」ここには、「不二の水」という名水があり、地元の人はペットボトルなどで汲みに訪れます。
境内には、ほかにも見どころ、お詣りどこがいろいろ。
菖蒲の節句発祥の地」とも言われます。
初夏には、アジサイの名所としても有名。
いまは、山茶花がキレイです。
「馬のお守りいろいろあるよ~」
「これで、伏見五福めぐりも完了!」ミモロは、御朱印色紙を持っていませんが、「お詣りすればいいんだもの!」と。
「伏見五福めぐり」は、15日まで、色紙に五か所の御朱印を集めると、記念品の干支の土鈴がいただけます。
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