京都の12月といえば「南座の顔見世」から始まります。今年は、南座が改築工事中のため、京都岡崎の「ロームシアター京都」で行われます。


「いつものシアターと雰囲気違うね~」そう、表には、「顔見世」に出演する歌舞伎役者さんの名前がかかれた「まねき」や演目の場面が描かれた看板が上がっています。
その「ロームシアター京都」の向かい側にある「みやこめっせ」の地下1階にある「京都伝統産業ふれあい館」では、現在「歌舞伎のモノコト展」という舞台で使用される衣装や小道具など、歌舞伎に関わるものが展示されています。ミモロは、さっそくその展示を見学に出かけました。


地下1階の入口も歌舞伎ムードがあふれます。「ここ入館無料なんだよね~」今回の特別展示のほかに、京都の伝統工芸の品々の展示や職人さんの実演などもあり、外国人観光客には、とても人気な場所なのです。「ここに来ると、京都の伝統工芸品のこと、みんなわかっちゃうんだよね~」と、以前、ミモロは、リポートしたことがあります。


「これが南座~。それとこっちの銅像は、松竹の創業者だって~」白井松次郎さんと大谷竹次郎さんの銅像で、二人の名前から「松竹」という社名に。


「南座」の写真の前は、撮影スポット。実は、館内は、写真撮影禁止で、一部撮影スポットが設けられています。
*今回、ミモロは、取材許可を頂き、撮影も可能になりました。あしからず
「この看板、顔見世の出演者でしょ」今回8代目の襲名披露をなさる中村芝翫さん。また坂田藤十郎さん、片岡仁左衛門さんの「まねき」です。ほかに、南座に関する歴史などの資料もいろいろ。


さて、ここを訪れた人に人気なのが、舞台の演出に使われる小道具です。
「キ~キ~」船を漕ぐときの音は木で。「ケロケロ」カエルの鳴き声は、貝がらをこすって出します。


「パラパラ」これは雨の音を出す団扇。そして「ザブ~ン」波の音は、小豆を駕籠の中で移動させて作ります。


これらは、自由に音を鳴らすことができます。ミモロも全部やってみました。「面白いね~」と夢中です。
歌舞伎の衣装も見どころのひとつ。「藤娘」などいろいろな豪華な衣装がすぐ近くで見られます。


今年の「顔見世」で襲名披露をする芝翫さんの歴代の方々の紹介なども、歌舞伎ファンには、心惹かれるもの。


「あ、駕籠がある~」「どうぞ乗ってください~」と、館内を案内してくださった「ふれあい館」の総合プロデューサーの吉澤さんに促され、ミモロは、駕籠に座ります。「乗心地悪そう~重い衣装で乗るの大変そう。担ぐ人も大変だよね~ヨイショ~」


花道などを駕籠で登場する場面などを見たことがあります。「う~重いよ~」ここは撮影スポットです。
「あ、これにも乗りたい~」とミモロが見上げるのは~

白馬です。「これも乗ってもいいですよ~写真撮影も可能です」と吉澤さん。


「では、ハイドウドウ~」とすっかりその気のミモロです。


ミモロが館内をいろいろ見学してると、「あ、門川市長さんだ~こんにちは~」「はい、ミモロちゃん、こんにちは~」

この日、展示スペースの奥では、ワークショップが行われ、南座の正面に飾られる大きな提灯をつくる「小菱屋忠兵衛」の職人さんによる「ミニ提灯づくり体験」が行われました。


「ミモロもワークショップ参加したい~」と。それで次の日に開催される「まねき看板「勘亭流」書き体験」に参加することにしました。
「ここ面白いね~。顔見世に来たら、絶対ここにも来たいよね~」とミモロおすすめの場所。
「歌舞伎のモノコト展」は12月18日まで「京都伝統産業ふれあい館」にて。9:00~17:00(入場は16;30までに)入場無料

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