ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「北野天満宮」の「終い天神」。今年もいよいよ大詰め。

2017-12-27 | 祭事・神事・風習

12月25日は、「北野天満宮」で毎月25日に行われる「天神市」の今年最後。そう「終い天神」の日です。
この日、お友達のところに行っていたミモロが、「北野天満宮」に到着したのは、17時過ぎ。すでにお店は、次々にお片付けに入っていたり、すでに閉店したところも…。
「でも、まだやってるところもある~」と。ミモロは、境内へ入ってゆきました。

「来るの遅くなっちゃって、ごめんね~」と、牛に挨拶。

少し日没が遅くなったのか、まだ明るい17時。でも、さすが参拝者の数は、かなり少な目です。

それでも。まだやってるお店を見て回ります。
 
昔ながらの品々が並ぶのは、生姜飴やべっ甲飴のお店。「これ先日行った東寺の弘法市にもあった~」定番の市の品なのです。最近は、京都各所では手づくり市が盛ん。でもこういう昔ながらの品は、歴史ある市でしか、お目にかかれません。

「これも昔からの市の定番だよね~」と足を止めたのは、とうがらしのお店です。
 
「なんか京都の市らしいね~」と思うミモロです。

さらに農具や包丁、砥石などを扱うお店も、やはり「弘法市」にもありました。


毎月21日の東寺の「弘法市」は、弘法大師空海のご命日に、そして毎月25日の北野天満宮の「天神市」は、ご祭神の菅原道真公のお誕生日の6月25日とご命日の2月25日に、それぞれ由来したもの。
その日、参拝に訪れる人のために、さまざまな品が売られるようになったのです。特に、骨董品や古着が有名。掘り出し物を目当てに訪れる人も多いのです。今も、骨董品や古着の店が目立ちますが、ミモロが訪れた夕方には、すでにすべて店じまいをしていました。

また、これらの市に出店する人は、昔からプロが多く、最近の手づくり市とは、異なった雰囲気があり、懐かしい感じも。


「あ~これ食べたい~」とミモロが止まったのは、干し柿のお店。この時期は、冬らしい品々が並ぶのも市を訪れる楽しみ。
試食をしっかりして、「これ美味しい~」ということで、8つ入り500円を買うことに。
お正月の料理にも使われる干し柿です。

お正月らしい葉ボタンやお飾りも売られています。
「なんか、お正月って感じだよね~」そう、あと6日でお正月。

神社の門には、来年の干支の絵馬がかかり、初詣の準備が着々と整えられて・・・。


さぁ、そろそろ天神市もおしまいみたいよ~。「うん、帰ろうね」
ミモロは、門のところで参拝して、戻ることにしました。

帰り道、「あ、シクラメンやサクラソウ売ってるよ~」植木鉢を片付けている植木屋さんの前を通ると・・・。
「よかったら、これ1500円だけど、1000円でいいよ~」と声を掛けられました。「え?1000円?」
「シクラメン、クリスマスぽいけど、お正月でもいいんじゃないの~」とミモロ。そこで1鉢買うことに。
「夕方来て、得しちゃったね~」と嬉しそうなミモロです。

さぁ、本気で、お正月の準備しなくちゃ~。「今年は、お雑煮、京都風の白みそ仕立てにして~」とミモロ。あんまり自信ないけど、がんばってみるね~。「でも、関東風のお雑煮も作ってね~」つまり両方食べたいってことね。「うん」と、お雑煮が大好きなミモロなのでした。


京都は、お正月の準備にみなが、なんとなく気ぜわしい今日この頃です。




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