12月のはじめ、ミモロは、ユニークなガイドさんが案内するツアーを主催する「まいまい京都」の「叡電鉄道部と行く、叡山本線の舞台裏 ぶらり途中下車の旅」~車庫探検、ホームのヒミツ、八瀬もみじの小路、レトロな駅舎物語~に参加しました。集合場所は、叡電の「出町柳駅」です。
「あ、もうみんな集まってる~」


「おはようございま~す。ミモロです」と「まいまい京都」の方にご挨拶。さっそくこの日の案内役の叡電鉄道部の中西さんが、昔の写真を見せながら「出町柳駅」の説明をしてくださいました。

2015年に90周年を迎えた叡山電車叡山本線。その始発駅である「出町柳駅」は、開業当時のレトロな駅舎やホームの構造が、今も残っているところ。
「え~そうだったんだ~」と何度もこの駅を利用しているミモロは、ビックリ。

「上を見てください。ここの屋根は、昔はお寺のような形をしてたんです。その名残を今も屋根裏に留めています」と、ミモロも慌てて天井を見上げます。

また3番ホームから駅舎を見ると、三角屋根がわかります。

3番ホームを増設したため、2番ホームの先端がすごく狭くなっています。
叡山本線の車輪の幅は、1435㎜で、実は新幹線と同じです。

「え~ここの線路に新幹線走れるんだ~すごいな~」と出叡山電車の線路を走る新幹線を想像します。確かに数字上では同じですが、車体の長さからして、走行は無理だそうです。残念…。
「では、次は隣りの元田中駅に行きます」と中西さん。ミモロたち参加者は、叡電の1日乗車券1000円を購入し、電車に乗り込みました。


ワンマン運転の叡山電車。ミモロは、降り口近くの先頭から外を見ることに。

まもなく「元田中駅」に到着。「え~ここの駅、無人駅でみるとこあるの?」と不思議そうな顔のミモロ。
ホームから、そばの踏切に向かいます。
「ここは、叡山本線で一番大きな踏切です」と。東大路通と交差する踏切は、幾分斜めで、幅広い感じです。

ここは、かつて東大路通を走っていた市電が乗り入れていた名残り。
駅は、今より北側にあったのだとか。「え~ここに市電が来てたんだ~」

現在は、京阪電鉄の子会社ですが、かつて叡山本線は、京福電鉄の子会社だった時代があります。その名残りをとどめるのが、「元田中駅」のそばの地面に。

「元田中駅」のヒミツを知ったミモロたちは、再び叡電に乗って、「叡電本社」がある「修学院駅」へと向かいました。


「ここは、叡山本線の中で一番ホームが長いんですよ」
かつては、今より100mほど北側にあったそう。1974年に北山通が開通し、ホームを現在の位置に移動。
「え~北山通って、東京オリンピックの10年後にできたんだ~結構新しい通りなんだ~」と、京都に暮らして6年のミモロは、知らないことがいっぱいです。
「昔は、こんな感じでした。でも、今とはちょっと違いますね」と、昔の写真と今を比較できるよう、わかりやすい資料を作ってくださっていました。

「では、ここから車庫に向かいます」と中西さん。
「わ~普段は絶対入れない場所~うれしい~」とミモロは、ワクワクしながら参加者と共に、車庫へと向かいました。

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