三条通のアーケードが始まる交差点。カボチャ供養で有名な「矢田寺」の向かい側に、「とり市老舗」という京野菜専門店であり、お漬物でも評判のお店があります。
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「とり市」は、春は、洛西の朝掘りの竹の子。夏は、上賀茂の賀茂なす。秋は、洛北の松茸、そして冬は、千枚漬やすぐきの漬物など、京の料理を代表する食材を扱う専門店です。
寺町通りを挟んで、お店があり、西側のお店には、食事処があるのです。
「かまど炊きのご飯だって~」
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この日、「ご飯食べたい~お腹空いた~」というので、このお店の食事処である「京・旬野菜料理 直会 撰(なおらいせん)」に入ることに。
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京都の町家らしい奥行きのある敷地にある店は、入口からは想像ができない世界が奥に展開されています。
坪庭に面し、優しい外光も注ぐ店内・・・カウンター席と掘りごたつのようなテーブル席が快適な空間を作っています。
「何にしようかな~」とメニューをチェック。
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「う~どれにしようか悩んじゃう~」といつものミモロ。
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ランチには、いろいろなお膳があって、悩みます。
「地鶏のすき焼き膳(1800円)、京の湯豆腐膳(1500円)京うどんと鯖寿司膳(1500円)、え~と京のぶぶ茶漬膳〈900円)う~悩む~」とメニューの写真を見ては、それを想像しなかなか決まらないミモロです。
「う~やっぱり地鶏の親子丼(1200円)にする~」と。
ミモロは、親子丼が大好き。お蕎麦屋さんにいっても、よく親子丼を注文します。
「ぶぶ茶漬けって、よく京都ってこういうとこっていう例えに使われるよね。京都の人の家にお邪魔して、『ぶぶ茶漬けでもどうですか?』っていわれて、「はい、いただきます」っていうと、「気が効かない人」っていわれるんでしょ。『ぶぶ茶漬け』っていわれたら、「そろそろお暇いたします」って言わないといけないんだよね」と、どこかで聞いてきた話。
京都の人に聞くと、それをいう人は、めったにいない・・・ただのお話とのことですが、そもそもお昼時にお邪魔したり、また長居をしすぎないようにとの、マナーを示すお話だと思われます。
京都では、よくなにか勧められたら、1度はお断りをして、再度勧められたら「そうですか~ほな・・・」と初めていただくのだとか。「え~一度お断りして、2度と言われなかったらどうするの~」と心配する東京生まれのミモロ。
勧める方と勧められる方のやりとりがあることが、京都のコミュニケーションの取り方のひとつだと、以前教わったことがあります。
でも今は、すぐお返事するミモロのような人が増えています。
「どうぞ~」と言われたら「はい、いただきま~す」と元気にお返事するミモロです。
さて、ここでは、夜の営業もあり、2名以上でいろいろな「鍋料理」が楽しめます。湯豆腐コースは、ひとり4500円、かにすきは、ひとり8500円など、野菜もたっぷり味わえるコースです。前日までの予約が必要です。
また、コース以外の1品の料理は、お酒が進む品々が多く、ひとり鍋もあります。料理の予算は、ひとり3000円もあれば満足できることでしょう。
「ここって、結構夜の穴場かも…」と思うミモロでした。
「お待ちどうさまです」とミモロの前に、地鶏の親子丼が運ばれました。
「おいしそう~」小鉢や香物、赤だし味噌汁もついています。
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お友達は、「かやくごはんのお膳」800円を注文。こちらは地鶏の釜めし、赤だし、香物がついたお膳。こちらもおすすめです。
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「ほどよいボリュームがいいわね~。美味しかった~」とお友達。
ランチの後は、お店で、東京へのお土産に漬物や炊き込みご飯のもとなどを購入。
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「京都のおみやげって、こういうものが喜ばれるのよね~」とお友達。
三条通と寺町通は、老舗が点在し、京らしい品を求める人にとっては、欠かせない場所。ここで京都の味をおみやげにしたり、気軽に楽しめるランチの場所として、おすすめです。
*「とり市老舗」の詳しい情報はホームページから
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