骨董店が集まる新門前エリアに「染司 よしおか」があります。
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ここは、染色作家、染織史家である吉岡幸雄さんの工房のショップです。
「こんにちは~」とミモロはいいながら、お店の中へ。
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「わ~キレイに色がいっぱい~」。そこには、茜、紅花、刈安、紫草、団栗など森や野原など自然界に育つ植物から抽出した染料を使って染め上げた品々です。
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染める素材は、絹や麻、木綿、ウールなどの天然素材。染めに使われる水は、工房のある伏見の地下100メートルから汲み上げられたもの。「伏見って、美味しいお水がいっぱいあって、お酒造りが盛んな所だよね~」と、何度か蔵元を訪れたことがあるミモロ。「あの、美味しいお水で染めてるんだ~贅沢~」と独り言。
「なんかみんな色が違う…」と鋭い目を持つネコのミモロ。
そう、一口に赤と言っても、そこには、さまざまな赤が存在するのです。日本の色は、とても繊細で微妙なことは、日本人が備えた美意識によるものでしょうか。色の名前も紅、緋色、朱色、茜色など明るさや色相に違いがあります。
「いろんな赤があるね~」とミモロ。
さらに自然の素材を使う染めは、採取する年の天候や場所などの状態、さらに染める時の気温などによっても微妙な色の違いが生じます。また、染める素材によって色の出方も変わります。
吉岡幸雄先生は、日本の古代の色の再現をはじめ、日本の色の研究を長年なさっています。
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万葉集にもたびたび登場する色の名など、日本人がいかに昔から色彩に敏感であるかが伺えます。
植物から生まれた染料は、まさに自然の色。さまざまな色が混在し、見事に調和する景色のように、ここにあるどの色を組み合わせても、不思議にしっとりと馴染んでいます。
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「わ~この風呂敷も素敵~。一生ものになる逸品だね~」とその美しい色にうっとり。
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またお店には、麻の素材を染めた小物なども揃っています。
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「これ、お茶のお稽古にもいいけど、ポーチとして使うのが素敵かも…。ランチョンマットみたいのもある~」
「リバーシブルのバッグもあるよ~」
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ソファにも置きたいような座布団も。
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これらのものは、すべて工房のご近所などで作られているそう。外国で作った方が、安くできるんでしょうが、日本の手仕事を育てるという吉岡先生の思いから、すべて国内で作られているそうです。
「ミモロちゃん、お茶どうぞ~」とお菓子とほうじ茶をいただきました。
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美しい色の品々に囲まれながらのお茶をいただく・・・「なんかすごく癒されるね~」とミモロ。
1年中、愛用する人も多いという美しい色のスカーフ。
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「自然の色っていいね~」つくづくそう思えるお店です。
*「染司 よしおか」の詳しい情報はホームページから
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