京都東山の古門前は、古美術商が集まるエリア。そこに昨年、新たなホテルがオープンしました。「ART MON ZEN HOTEL]というその名の通り、アート漂うラグジュアリーなホテルです。
ここをプロデュースしたのは、明治40年創業の美術茶道具商「中西松豊軒」の4代目当主中西輝之さん。
2年以上の歳月をかけ、完成したホテルは、美術商が手掛けただけあって、細部にまでこだわりぬいた美意識が集約されたもの。
エントランスから始まるアートの世界。
ここに宿泊するひとときを期待させる設えです。
訪れる人をもてなすための茶道具。またオブジェが和の中に、モダンさをもたらします。
ミモロは、客室を見せていただくことに。
「すごい~」全15室の客室は、いずれもゆったりとした造り。天井の高さは3m以上。なんとも贅沢。いっそう広さを感じさせるもの。
町中にあるため、景色は望めませんが、部屋に注ぐ陽光が、やさしく明るい雰囲気に・・・。
「わ~寛ぐね~」シーリー製の大きなハリウッドスタイルのベッドとゆったりとしたソファ。思わず横になりたくなる気持ちよさ。
アミニティは、フランスのオーガニックスキンケアブランドの「オムニサンス」です。
ダブルシンクの洗面スペース。「使いやすい感じ~」とミモロ
客室の床をみると、表面を削った「なぐり」加工の床材。そして柱も面を削る手の込んだもの。
客室は、茶室のように数寄屋建築の手法を巧みに取り入れたもの。部屋の隅々まで、さまざまなこだわりが施されているのです。「さすが茶人のもてなし~」とひたすら感激するミモロです。
ほかのお部屋も見せていただくことに。
通りに面した部屋の外には、まるで縁側のような部分が。天井には加湿装置が設置され、室内を快適な状態に保ちます。「なんか美術館みたい~」とミモロがいうように、客室には、美術商らしくさまざなま骨董が展示されているのです。
「すごい部屋にガラスケースがある~」そう、そこに美術品が展示され、まさに美術館にいる心地に。
展示品は、月替わりで交換され、宿泊するたびに、異なる美術品を身近に観賞できるのです。
「では、最上階のお部屋に・・・」
「え~これなあに~」
部屋は、まるでリゾートのサンルームのよう。「大きなバスタブにお湯をためれば、温泉みたいだね~」とミモロ。湯上りにここでのんびり・・・。「京都じゃないみたい…」とミモロ。
実はこの部屋は、メゾネットタイプ。階段の上がベッドルームです。
斜めになった天井は、スクリーンになって、そこがプラネタリウムになるのだそう。
「わ~寝ながらお星さま見られるんだ~」と興味津々のミモロです。
日本の数寄屋建築のテイストを味わいながら、最先端のラグジュアリーな設備と機能性を併せ持つホテルです。
「京都の観光してる場合じゃないね~。ここで1日過ごしたくなっちゃう」とミモロ。
祇園エリアの散策も便利な立地。「祇園で飲んでも歩いて帰れるね~」とミモロ。
さまざまなホテルが次々に登場する京都。美術商が手掛けたホテルの上質感は、本物がわかる人のために設えられたものかもしれません。
*「ART MON ZEN KYOTO]の詳しい情報およびご予約はホームページから
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