「夕ご飯、なに食べたい?」とミモロは、東京から来たお友達に尋ねます。「なんでもいいよ~」とお友達。「う~どうしよう~」と悩むミモロです。実は、京都でも元旦に営業している料理店は、それほど多くないのです。繁華街にある観光客向けの料理店やチェーン展開されているお店など、限られています。
「あ、もしかして、あそこやってるかも~」と電話を掛けたのは、以前、ランチに行ったことがある祇園白川の「しゃぶしゃぶ 日本料理 ふりふり」です。
「やってるって~。どうする?しゃぶしゃぶでいい?ちょっと高いけど…」とミモロは、お友達に聞いて、「いいよ。元旦だから特別ね!」ということで、さっそく予約しました。
夕方、17時半から開店。その時間にミモロたちは、お店へと向かいました。「あ、お月さま~キレイ~」
満月に近いお月さま。
「なんか情緒あるね~」とミモロ。「ホント、京都にいるって感じする~」と感激する東京のお友達です。
「元旦に満月って、縁起がいいね、今年は…」と。2018年の最初の満月は、1月2日。しかもとても大きなお月さまです。
さて、店内に入ると、「あけましておめでとうございます。ミモロちゃん、ようこそ~。わ~素敵なお着物~かわいい。よくお似合いですよ~」と言われ、「やっぱりお正月は着物で来てよかった~」と、ひそかに思うミモロです。
案内されたのは、2階の個室です。
「わ~素敵なお部屋~」情緒ある祇園白川に面したお部屋です。春には、部屋から白川の桜が眺められるそう。
「こんなお店でお食事できて、感激~。春の桜も見たいわね~」とお友達。
この日は、お店の方のおすすめで「元旦特別しゃぶしゃぶコース」を注文しました。さっそくテーブルにしゃぶしゃぶの用意が。
「わ~い、ご馳走だ~」とミモロは大喜び。でも「たくさん食べるのに、着物の帯きつい…どうしよう、帯緩めなきゃ~」と、着物で来たことを、ちょっと後悔する表情に。でも何度も、お腹をひっこめ、帯をゆるめ、お腹にスペースを作るミモロです。
お鍋が温まるまで、まずは先付の小鉢をいただきます。
つづいて、お造りを…。「おいしそう~」とミモロ。料理には、やはり日本酒が似合います。
「これおすすめです」
いよいよしゃぶしゃぶの材料の登場です。程よい霜降りのお肉。「黒毛和牛だね~」とミモロ。
「はい、今日は、上等な佐賀牛ですよ~」とお店の方。まずは、お肉をしゃぶしゃぶと。
「ちょっとピンク色が残るくらいにしてね~」とお友達の手元を真剣に見つめます。
ミモロ、目が真剣過ぎる…。
「これくらいでいい?」「うん」つけダレのポン酢と特製のゴマダレを、お肉1枚ずつ代わる代わるいただくミモロです。「美味しいね~なんか口の中でとろけちゃう~」と、目を細め、ミモロ自身もとろけそうな笑顔です。
「ホント美味しいね~」とお友達もとろけそう。
すべて平らげた後は、お肉と野菜のだしがいっぱいの鍋の中に中華麺を入れて…。
ミモロは、ゴマダレを入れて味を整えます。「まだお鍋に汁残ってるよ~」とミモロ。「じゃ、雑炊も食べる?」とお友達。「うん、食べる!」と目を輝かすミモロ。
それで、卵を入れて、雑炊も頂きました。
「美味しかったね~」とお友達。会話も弾んだ食事会。「楽しかったね~」とみんな。
「ごちそうさまでした~」「またいらしてくださいね~」と見送れて、月夜の祇園を歩きます。
「う~帯がキツイ~」とミモロ。だからちょっと寒いけど、お月さまを見ながら、歩いて東山三条まで帰ります。
「すてきな元旦になったね~」2018年の幕開けの夜は、特別楽しい夜になりました。
*「しゃぶしゃぶ 日本料理 ふりふり京都祇園本店」京都市東山区新橋通大和大路東入る元吉町67 075-533-8055 ランチ11:30~14:30LO 夜17:30~21:30Lo 無休 祇園白川の辰巳稲荷の西側です。
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