京都や大阪など関西地区では、お正月の初詣がまだ終わらない頃に、「えびす祭」が行われます。
1月9日から11日ごろに行われる「えびす祭」は、商売繁盛を祈願する人たちが大勢参拝するお祭りです。
まずその日、ミモロが向かったのは、東山の「粟田神社」です。
「粟田神社」の境内にある摂社「出世恵美須社」は、源義経が牛若丸のころ、奥州に向かうときに、源家再興を祈願したことで知られ、「門出恵美須」とも「出世恵美須」とも称されます。
御開帳されるご神像は、大きく口を開けて笑う恵美須さま。手にはりっぱな鯛を持っています。
「おおらかな恵美須さま~」
こういうお姿は、珍しく寄木造りでは、日本最古クラスともいわれています。さらにこのご神像は、比叡山延暦寺の開祖、伝教大師最澄の自作とも伝えられているのです。
「最澄さまって、仏像作るのもお得意だったんだ~」とミモロ。そのお姿は、なんとも神々しいものがあります。
境内には、この日は、仮設テントが設置され、そこには福笹や熊手、そして出世えびすさまの像などを求めることができます。
毎年、参拝に訪れるミモロ。そのお楽しみは、甘酒の接待です。
「ミモロちゃん、どうぞ甘酒・・・」
氏子の皆様が参拝者に甘酒でおもてなし。「生姜いっぱい入れると、さらに美味しくて、体もポカポカになるんだよね」とミモロ。
「ごちそうさまでした~」と挨拶して、次に向かったのは、「八坂神社」です。
「粟田神社」から「八坂神社」までは、「知恩院」の前をトコトコ歩いて、約10分ほど。
本殿にお詣りしたころ、こちらの摂社の「蛭子社」から七福神を乗せた「蛭子船」が町の巡行に向かう時刻が近づいていました。
「祇園のえべっさん」 と親しみを込めて呼ばれているこの「蛭子社」は、正保3年(1646)に創建されたもの。大阪の「今宮戎神社」のえべっさんは、京都「八坂神社」の氏子が、その地に移り住み、お祀りしたことから始まったのだそう。
「あ、巫女さんたちが行列の準備してる~」と、ミモロもそちらに向かいます。
「わ~かわいい~この子も巫女さんなんだ~」「うん、ミモロも巫女さんなの今日は…」と仲間に入れてもらって撮影。「ミモロも福笹配りたいなぁ~」と…。
「あ、七福神だ~」船に乗るために移動中…
いよいよ「蛭子船巡行」の時刻が迫りました。
「蛭子さまも準備完了!」
えびすさまを中心に七福神が乗り込んだ船の出港です。福笹の車も後ろに続きます。
ミモロは、先回りして四条通沿いのお友達のお店で待つことに。
「あ、蛭子船来たよ~」
氏子である四条通沿いのお店には、福笹が授与されます。
「これで今年も商売繁盛!」
さぁ、次は「恵美須神社」にお詣りしなきゃ!
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