危険な暑さと気象庁が警告する京都。でも神事の「祇園祭」は、台風がも来ようと行われます。
「でも、なんか熱風が漂ってるよ~」とミモロ。団扇や扇子で扇ぐと熱風が吹いて、「う~かえって苦しい~」とミモロ。
そんな猛暑でも、見物人はいっぱい。ミモロは、お友達といっしょに河原町通のアーケードのところに椅子を出して見物です。
「あ、鶏鉾が来たよ~」前を進んだ「白楽天山」とはかなり間が空きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b7/0e23f45fdee1f78272e7844559bf9948.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/d6/7800fb8c016e6d29b1cb8fc51931c47d.jpg)
屋根の上には、お友達の会社の若い衆がのっているそう。友達が大きな声で手を振ると気づいてくれました。
「あそこ、暑そうだね~。お尻焦げちゃわないかなぁ~」と心配するミモロです。
それから、さらに30分以上すぎ、「月鉾」が姿を見せました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/cd/de61a115a956d214cf64aeb100f3bf58.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/4f/fb5f82764df44fe24037190dd4ae4010.jpg)
「ほんと今年、巡行遅くない?」とお友達。「うん、暑いからよけい遅く感じるよね~」とミモロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/56/9c89ba3988af50bdd4acaeefd9819642.jpg)
「ミモロちゃん、大丈夫?無理しちゃだめだよ~」「うん・・・」なんとなく目がトロンとし始めたミモロ。
「はい、お水飲んで!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/33/574f9f95bfe4dd867661f914c72cef58.jpg)
時間がかかる巡行は、行列の人たちの厳しさはいっそう。通りの真ん中は、強い陽射しが容赦なく注ぎます。
「子どもたちも頑張ってる~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/55/35d39a6f7c82c7efe0a2795e7d7c9b16.jpg)
ミモロがいるのは、屋根のある河原町通のアーケード。でも有料観覧席は「市役所前」の御池通で辻回しが見物できる特等席ですが、屋根がありません。つまり直射日光がもろに注ぐのです。
聞いた話では、あまりの暑さに、巡行の半ばほどで、多くの観客が退出したとか。市役所そばには救急車も待機していたそうです。
山鉾巡行のスタートは、朝9時。「長刀鉾」から出発します。でもその出発時間には、他の22基の山鉾は、準備を整え、巡行の順番に四条通に待機するのです。ですから7時ごろには、山鉾関係者のほとんどの人が集まっています。
「長刀鉾」が、巡行を終えて、四条烏丸の会所に到着するのは、予定では11時15分ころですが、今年は12時すぎ。
つまり先頭の「長刀鉾」でも、すでに5時間以上炎天下に関係者はいることになるのです。
「ねぇ~もうここで待てない~。途中でリタイヤするの嫌だから、全部の山鉾見に移動しようよ」と、さすが「祇園祭」の見物馴れしているミモロは、鳥取のお友達を誘って、辻回しが行われる四条河原町へと行くことに。
「なんか思ったより、見物人少ない~」と、河原町通の舗道をスムーズに進むミモロたち。
四条河原町の高島屋の前に到着したときは、まさに「放下鉾」の辻回しの真っ最中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a2/002f2efdf6895308c0dcb5f57a9227b6.jpg)
そして角を曲がって四条通に出ると、そこには「岩戸山」が、待機中。
「烏丸通から河原町通まで3時間かかってるんだ~。大渋滞だったね~」とミモロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/51/01127317af0eb578f19f7994d7cc363e.jpg)
さらにその後ろには、前祭の山鉾巡行のしんがりと務める「船鉾」が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/67/53d684e941a9da17e66cf61ba53f8d17.jpg)
そう、最後尾は、まだ辻回しまで時間がかかりそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/fe/8e703dfaf9ad22c550f75f9670f722d5.jpg)
そこで二人は、元いた三条河原町へと戻りました。
近年、ここまで暑い「祇園祭」を経験したことがないという京都の人たち。
見物人の多くは、外国人観光客。そしてツアーなどで訪れた日本人観光客。きっと京都人の見物人は、巡行関係者のご家族や知り合いなどに限られていたのでは?
「ミモロちゃん、ランチに行きましょ。涼しいところに入らないと~」とお友達。全身汗でビッショリのミモロ。「このままだと熱中症になっちゃう~」「うん・・・」ミモロの返事に力がありません。みんなで急いで、クーラーが聞いたお蕎麦屋さんに直行。「生き返った~」とミモロ。
御池通の市役所前を過ぎると、山鉾は、ダッシュでそれぞれの会所を目指し進みます。
祇園ばやしのテンポもアップし、まさに最後の力を振り絞って急ぐのです。
そして会所に戻ると、あっという間にご祭神は下ろされ、また前掛けなどの懸想品を取り、土台の解体へと進みます。
その手際のよさ・・・。夜には、山鉾はすべて姿を消し、そこを神輿が進むのです。
こんなに暑い山鉾巡行は初めて・・・。本当に関係者のみなさま、お疲れ様でした。
ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより
![人気ブログランキング](https://blog.with2.net/img/banner/m07/br_banner_kingyo.gif)
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら