7月の京都は、「祇園祭」を中心に、さまざまな催しが行われます。そのひとつが「八坂神社」で行われる、老舗の和菓子店がそれぞれの技を披露する「菓匠会」です。


今年も、ミモロはお友達に誘われて会場を訪れました。


この「菓匠会」の歴史は古く、禁裏や神社仏閣との結びつきの中で発展した京菓子「上菓子」の江戸時代から続く技を後世に伝えるために、もともと江戸時代、幕府の要請で結成された「上菓子屋仲間」に、そのルーツがあります。
明治時代になり、天皇が東京に移られ、それと共に、「上菓子屋仲間」は解散を余儀なくされました。
しかし、京都に残り店を構える老舗和菓子店が、伝統の技を守るために新たに結成したのが、この「菓匠会」です。
以後、「菓匠会」に加盟する20店舗の老舗和菓子店は、毎年、その年のテーマに沿った和菓子を出品し、それぞれの技を披露し、互いの技術を高めあっているのです。
「今年のテーマは、伝統だって~」。ミモロは会場内に展示された美しい和菓子をひとつひとつ見てゆきます。




「みんなキレイ~和菓子って美しいね~」といいながら、その姿を愛でては、内心「美味しそう」と思うミモロです。
「ミモロちゃん、こんにちは~。今年もいらしたんですね」と四条通の西に位置する「亀屋良長」のご店主。


銘水で知られる醒ケ井に店を構える老舗。その水を涼し気に表現したお菓子です。
他にも、それぞれの店らしい和菓子が会場を訪れる人たちを魅了します。


「なんか見てるばっかりで、お腹空いちゃった~」といいだしたミモロ。

お茶券をもらったミモロは、会場に用意された数種類の和菓子からひとつ選んでお茶と共にいただきます。
「ミモロ、これにする、大きいからたくさん食べれる~」と、青竹に入った水ようかんを選びます。


「あ、そっちのも美味しそう~」とお友達の和菓子を横目で…「こっちも食べる?」「うん、食べる!」


お友達の和菓子もパクリ。
猛暑の京都の祇園祭。「暑くても、この催し楽しみなんだ~」と。今年も大好きな和菓子をいただいたミモロでした。
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