2019年10月1日に、嵐山に「福田美術館」が開館しました。さっそくミモロは、京福電鉄に乗って、嵐山に向かいます。
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10月になったのに、気温は30度越え、「ふ~暑い~」と汗を拭きふき、嵐山の駅から、大堰川沿いの道を歩きます。
「ここだ~」川沿いにモダン建物が見えてきました。
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「こんにちは~ミモロです」と、「福田美術館」の館長 川畑光佐さんにご挨拶。
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さて、ここ「福田美術館」は、金融会社「アイフル」の福田吉孝社長がオーナーの私設美術館で、館長の川畑さんは、福田社長の娘さん。お父様である福田社長が、15年にわたり収集された京都ゆかりの京都画壇の作品を中心に、尾形光琳、円山応挙、上村松園など、江戸時代から近代に至る名作が、約1500点が、次々に公開されるそう。
この美術館の構想は、京都で生まれ育った福田社長が、京都への恩返しをしたという思いから生まれたそう。
株式上場の折に生まれた利益を社会に還元したいという強い思いから、具体的に美術館構想がスタートします。
観光客であふれる嵐山。この地は、古来より多くの貴族や文化人が過ごした文化薫る地です。そこに生まれる美術館は、まさに日本の美に触れられる場所なのです。
お父様の京都への思いを受け止めた川畑さん。子育てにも忙しいママですが、お父様を助けようと、館長に就任なさることに。学芸員の資格も取得し、開館の準備に携わってきたのです。
今回、開館記念は、会期を2つに分けて、ほぼ完全入れ替えで、約80点の作品を公開。俵屋宗達、横山大観などさまざまな名画が展示されます。
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ミモロは、受付を済ませた後、「あ、音声ガイドがある~」スマホでも利用できる無料の音声ガイドです。
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「こうするの~」とさっそく耳に。
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さあ、館内へ進みましょう。「わ~すごい立派な建物~」とミモロは館内に感激。
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外からの光が入る明るい構造です。
「わ~嵐山の景色も見える~」
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次世代に受け継ぐことができる建築を・・・敷地面積1982㎡、延べ床面積1193.58㎡。設計は、東京工業大学教授である建築家 安田幸一さん。数々の美術館や水族館などを手掛け、多くの賞を受賞されています。
主な展示室は3か所。そこには、作品が見やすく、また作品の劣化を避けるよう最先端の照明なども使われているそう。
ミモロは、いよいよ展示室へ。「わ~すごい~」と思わず立ち尽くすミモロ。
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まず迎えたのは、竹内栖鳳作「金獅図」と「猛虎」です。
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「あ、富士山・・・」横山大観作の「富士図」です。迫力ある大作。
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橋本関雪作の大作「後醍醐帝」です。
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「竹久夢二の作品もある~」
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本当に見ごたえがある作品ばかり。
上の階の展示室にも大作がずらり。
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「伊藤若冲の鶏がいっぱい~」
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円山応挙作の「陶淵明図屏風」
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「ここにも猫がいる~」とネコが気になるミモロです。
菱田春草「梅下白猫」、司馬江漢「牡丹と猫図」、歌川広重「美人と猫図」なども。
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「これすごいね~」とミモロが感激した作品のひとつが、葛飾北斎の「端午の節句図」です。「これ85歳の時に描いたんだって~老眼鏡あったのかな~」とその細密な技に、北斎の衰えぬパワーを感じます。
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作品は、どれもすばらしいものばかり、ほんの少しをご紹介しましたが、ぜひ、本物の前へ。
さぁ、美術館のほかの場所に移動しましょう。
*「福田美術館」の詳しい情報は、ホームページにて
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