京都駅から徒歩10分。「東本願寺」の東側から少し離れた場所、飛地境内地である「渉成園」は、京都でも有名な名園のひとつです。
「すごく広いんだね~見どころいろいろあるみたい~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/06/d3a84485ff1533f3578251da6c084924.jpg)
ここは、徳川家光から「東本願寺」に寄進された土地。歴代の退職した宗主の隠居所となります。
現在ある建物は、蛤御門の変で焼失後に再建されたもの。京都に来られた明治天皇のご休憩所になったことから、『大玄関」は、大宮御所の車寄せが移築されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/f4/364da7931ec0f7b8fbf8ea992a582ed3.jpg)
大きな建物の「ろう風亭(ろうふうてい)」は、庭に面した大広間があり、また畳を外せば能が演じられるようになっているそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/58/10482ead6ad7fd3ef0cda4f108c70c68.jpg)
約1万600坪の敷地には、大小2つの池があり、その周りには、茶室が点在しています。
池泉回遊式庭園は、「詩仙堂」を開いた石川丈山の作庭と伝えられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/83/2363b54f288cbcd72cc12f4abe4d21b5.jpg)
文政年間に、ここを訪れた儒学者の頼山陽は、この庭の美しさを「渉成園十三景」として賞賛しています。
園内には、四季折々の花々が彩り、春の桜、秋の紅葉の名所でもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bd/826e84a16f544500987e3ed4c23db5b3.jpg)
「ほら、京都タワーも見えるよ~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/cc/fe561fc5b61f6cf82d3ec9f8aef771ce.jpg)
広い園内をトコトコ進むミモロ。
池にかかる「侵雪橋」を渡ります。「ここ雪が積もると、キレイなんだって~」と解説書を読むミモロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/06/7566374072bbd68d15eaa62e0bb464e9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a9/768f839d80bf50622d4464e05804d3a2.jpg)
池にかかる橋では、必ず立ち止まって景色を眺めるミモロです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/00/25cc4eafcff176d0ea09dc694662e52b.jpg)
池の水は、琵琶湖疏水から分流しているのだそう。「え~ここのお水、琵琶湖と同じなんだ~ビワマス飼えるかなぁ~」と。
池の北大島にある茶室の「縮遠亭」は、明治17年に再建されたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/89/340e25cc650ff0707f576981bfd0bf92.jpg)
そこから岸には、屋根付きの木橋の「回棹廊(かいとうろう)」が結びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/2c/c58c034170c805e975ddf5c08285f740.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d4/eae82e3e9d7a0b6ea50252a2b17f962e.jpg)
そこから北側の岸は、楓の木が植わる渓谷のような景色が楽しめる「丹楓渓(たんぷうけい)」が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/df/dfccfc55677b49ee913542ecdfa7eedf.jpg)
「わ~京都タワーよく見える~あ、2本あるね~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/4c/6f2bf1b6a27e2f910a742438cef076fc.jpg)
先程渡った「侵雪橋」越しに京都タワーの姿が池に映っています。
「ここにもお茶室がある~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f2/51f4ebbdf3f66318e45e676dfbf81530.jpg)
そのそばにあるのが持仏堂である「園林堂(おんりんどう)」。ご本尊を祀る、この園の中心的建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/f7/1dbe4bdbc1e4fa198304ba8a726ce9a4.jpg)
「こっちにも建物があるよ~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fe/40d69459f5b59b01b4500a8829d8d6b0.jpg)
「臨池亭(りんちてい)」と「滴翠軒(てきすいけん)」です。どの建物も池の景色と美しく調和するもの。
今は、庭の外には、ビルの姿が・・・。昔は、もっと趣ある景色が眺められたことでしょう。
「また、紅葉になったら来ようね~。春もいいよね~きっと」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2a/44ea3ec7b84dafe4df9620a3d751d8b7.jpg)
「ホント、見ごたえあるね~。京都駅に近いから、新幹線に乗る前に寄るのもいいんじゃない?お友達に教えてあげよう~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/73/eadce25d76292ac0670a07bb512ee57c.jpg)
最後に、「高石垣」の前を通って、園を後にします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c4/cba4d77000faf5a794c8747f11e29a42.jpg)
「どうやって、この石垣作ったんだろ?」と不思議に思うミモロ。
石垣は、さまざまな石造りの建造物を再利用して作られることも。石臼があったり、石灯籠の礎石があったり、ここもいろいろな石材を使っています。
「どういうコンセプトで作った石垣なんだろう?今度、東本願寺の方に聞いてみよう~」とミモロ。
わかったら、お伝えします。
ぜひ、紅葉の時期、訪れてはいかがでしょ。
ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
![人気ブログランキング](https://blog.with2.net/img/banner/m07/br_banner_kingyo.gif)
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで