東海道五十三次のゴール京都から、大阪へと延長された京街道。枚方は、東海道でいうと江戸から56番めの宿場町に当たります。京都と大阪を結ぶ陸と川の交通の要所として発展した宿場です。


ミモロは、京阪電車の出町柳駅から特急に乗って、約30分、枚方市駅に到着です。
京阪の枚方市駅から枚方公園駅までは、今も当時の宿場町の面影を留める町並みが続きます。

その町並みの風情を活かし、毎月第2日曜日に、「五六市」という地元の産品をはじめ、さまざまなクラフトなど約200店が揃う手づくり市が開催されます。以前もミモロは、1度行ったことがありますが、10月13日は、地元の「意賀美神社」の祭りで「ふとん太鼓巡行」というのがあるというので、さっそく出かけることに。

まずは、古い町並みが残る街道を歩きます。
「ちょっと覗いてみよう~」と大きな商家に入ります。


「いらっしゃ~前にも来たことがあるミモロちゃんでしょ?」と、地元の方が迎えてくださいました。
「今日は、お祭りだし、お店もいろいろ出てるから楽しんでね~」と。「は~い」
ミモロは、街道を歩き、「五六市」の本部へ向かいます。そこは、訪れる人の案内所にもなっていて、いろいろな情報を聞くことができるから…。
「はい、ようこそ~」と、本部の皆さんが歓迎してくれました。

地元の活性化を目的に始められた「五六市」。地元の方々の努力と協力で、年々その規模は拡大。また多くの人たちが訪れるようになっています。
「ミモロちゃん、スタンプラリーも始めたんですよ」と。「え、ホント、やりたい~」とスタンプラリーが大好きなミモロです。さっそく台紙をもらい、街道沿いの6か所のポイントでスタンプを押してゆきます。「スタンプどこ?」キョロキョロ。


ちょっと見つけにくい場所にあったスタンプ。迷う人も…なんとか6つスタンプを集め終わったミモロです。


そう、スタンプを集めると、くじが引けて、この町の商店街で使える商品券がもらえます。
「あ、黄色にボールだ~」「はい、残念~飴どうぞ~」赤いボールが当たり、ミモロは、ハズレでした。「またね~」


スタッフの人に見送られ、スタンプラリーを終了。若いスタッフの方々が積極的に町の活性化に参加しています。
「ところで御神輿まだかな~」

「あ、なんか行列が来た~」

「なんか不思議な御神輿~お布団が重なってるみたい~」と初めて見たミモロは、ビックリ。


ふとん太鼓というのは、大阪の河内や泉州、また兵庫の播磨や淡路に伝わる祭りの山車の一種で、神輿のように担ぐのだそう。勢いよく進んだり、大きく揺らす姿は、なかなか迫力があります。
布団を重ねたような上の部分にも人が乗って、担ぎ手に勢いをつけています。また下の部分には、お囃子の太鼓が乗っていて、それに合わせて歌います。「なにを歌ってるのかな?」と耳をピクピク。「う~よくわからない~」と言葉が聞き取れなかったミモロです。ときどき「ヨイショ」といって、山車を揺らします。「人が何人も乗ってるから重いね、きっと」と思うミモロ。
このふとん太鼓の歴史は古く江戸時代中期には大阪の住吉大社に奉納されていたそう。町や商いの発展を願ったもので、関西では、いろいろな町の祭りに登場していたのです。
「へぇ~京都では見たことないかも~」と珍しそうに眺めるミモロです。本当にいろいろな神輿があるものです。
「あの~なんでふとんなの?」とミモロ。
するとそばにいた方が、「河内や泉州は、木綿製品の産地で、それでふとんなども作られていたんですよね」と教えてくれました。「へぇ、そうなんだ~」とミモロ。


枚方では、4つの町の山車が出て、街道を巡ります。これは枚方市の有形文化遺産です。
「お腹空いちゃった~」と言いだしたミモロ。確かに、もうお昼を過ぎた時間…「前に来たとき、売り切れだったのが食べたい~」と、「鍵屋資料館」へと向かいました。
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより

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