「まだ夏見たい~暑い~」と汗を拭きふきやってきたのは、東山岡崎の「京都府立図書館」です。
本を借りに来たミモロですが、入口で「府立周辺の桃山文化」という資料展示を行っていることを知り、2階の展示スペースに向かいました。
「ここだ~」展示スペースには、ミモロ以外、見学者の姿はありません。
まず、入口付近のガラスケースの展示を拝見。
この資料展示は、「公益法人 京都府埋蔵文化財調査研究センター」によるもの。
なんでも、「京都府の歴史と文化を解明し、埋蔵文化財などの歴史的遺産を後世に伝えていくとともに、埋蔵文化財の調査研究体制の整備充実を図ることを目的として、昭和56年に京都府によって設立されました」とのこと。
京都では、国や京都府などが実施する公共工事が遺跡のある場所で実施される場合、それに先立ち、京都府教育委員会の指導に基づき、埋蔵文化財の発掘調査を行います。
今回、ここに展示されたのは、府庁周辺などの遺跡調査で発掘されたものです。
「これ屋根の瓦…?」いろんな文様が見えるね…なんか金色の部分も残ってるってことは、金ぴかの屋根だったのかなぁ~」とミモロ。
「これ、大名屋敷の瓦だって~」そこでは、徳川家や前田家の屋敷に使われた瓦や、伏見城下の毛利家屋敷の金箔瓦などが見られます。
その隣りの展示ケースに並ぶのは、欠けた器…「なんかすごく趣ある器だね~」とミモロ。
これらの器は、桃山時代のものだそう。茶器なども発掘されたことで、この辺りに住んだ豪商たちが茶の湯を楽しんでいたことを物語っているそう。
今見ても、素敵な器です。
さて、展示スペースの反対側には、古い家具が置かれていました。
府立図書館に受け継がれた家具です。日本で2番目に歴史あると言われ、公立の公開図書閲覧施設としては、最初となるのが「京都府立図書館」です。
「これなんだろ?」とミモロが興味を持ったのは、火鉢のようなテーブル。
ここで暖を取ったのでしょう。「焼肉のテーブルかと思った~」とミモロ。
小規模な資料展示でしたが、じっくり見るとなかなか…
「今日までなんだって~」東山岡崎に行ったら、ちょっと立ち寄ってはいかがでしょ。
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