「キャ～可愛い～」と、ミモロが見つめるのは、「くまさんのミルク氷」。今年7月にオープンした老舗和菓子店「笹屋伊織 別邸」のオリジナルメニューです。
この日、ミモロは、京都駅からJR山陰本線で1駅の「梅小路京都西駅」に降り立ちました。駅から続くアプローチを経て、新たにオープンした「ホテルエミオン京都」に向かいます。その1階に「笹屋伊織 別邸」はあります。
「早く来たかったけど～」とやっとミモロの願いが叶いました。
広々したお店は、お菓子が並ぶエリアと共に、奥にカフェスペースが広がっています。
「ミモロちゃん、お久しぶり～ようこそ～」と笑顔で迎えてくださったのは、このお店の女将、田丸みゆきさん。
ミモロの大好きなお友達のおひとり。「なかなか来れなくてごめんなさい～。すごく素敵なお店ですね～」とミモロ。
「美味しいものがいっぱいあるから、どうぞゆっくり楽しんでくださいね～」と。
ミモロは、さっそくお品書きを拝見。
そこには、和菓子の老舗らしいいろいろなスイーツだけでなく、カレーや和風パンケーキ、そしておばんざいのお膳も…。
「う～どれも美味しそう～迷っちゃう～」とミモロ。
そこでまずは、三種のおばんざいが味わえる「季節の彩り膳」1500円にすることに。
「わ～いろんなおばんざいがいっぱい～」お味がしっかり染みた料理の品々。ミモロは、西京焼を選びましたが、グリルチキンもお願いできます。美山産の平飼い卵をはじめ、すべてが厳選された食材です。
真ん中にあるのは、手亡豆（てぼうまめ）のサラダで、ミモロは最後に残しておいたもの。「だって可愛いから食べられない…」
と言っていたのです。はい、召し上がれ…
「う～行くよ～」と香ばしい最中をパクリ。中にはたっぷりポテトサラダのような味の中身が…
「ミモロちゃんにぜひ召し上がっていただきたいのがあるのよ～」と、田丸さんおすすめのスイーツが、「くまさんのミルク氷」1000円。田丸さんが創作したオリジナルかき氷。シロクマさんのお耳は、焼き菓子、そして目を鼻は黒豆。お鼻部分はバニラアイスクリームで、頭全体にたっぷり練乳がかかっています。
「可愛い～シロクマさん…」あまりの可愛さに、ミモロは話しかけたっり、見つめあったり…
ミモロ、早くしないと、クマちゃん溶けちゃうわよ～。「だって、可愛いもの～」とミモロ。でもしだいにクマさんの頭の部分が溶け始め、高さが低くなってきます…
「あれ？なんかワンちゃんになってきた～」と、そうお顔が変わってきました。
お鼻のアイスも溶けてきました。「ワ～ン、クマちゃん消えちゃう～」顔つきがかなり変わるまで、食べられなかったミモロ。
「さてミモロちゃん、お抹茶さし上げましょう～」と、店の中ほどにあるお釜が据えられたコーナーへ。
ここで、ミモロは、久しぶりにお抹茶を頂戴しました。
「う～お腹いっぱい…心もいっぱい～」と、久しぶりにお目にかかれた田丸さんとの時間が嬉しくてたまらぬミモロでした。
いずれの品にも、心込められて、本当に美味しいもの…。お店の設えや器づかいにも、田丸さんのセンスが光ります。
お菓子コーナーには、京都限定の品々もいろいろ。
「笹屋伊織 別邸」がある「梅小路京都西駅」周辺は、驚くほど開発が進んでいます。
「また、遊びに来ま～す」と、ミモロ。ぜひ、一度足を運んではいかがでしょ！
＊「笹屋伊織 別邸」の詳しい情報はホームページで オンラインショップもあります。
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