「ここ初めて…」と、ミモロがお友達といっしょに参拝したのは、高雄に通じる周山街道沿いにある「平岡八幡宮」です。
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街道から続く長い参道…そこからもこの神社の規模が推察できます。
「平岡八幡宮」は、平安時代に、弘法大師空海が、当時過ごしていた「高雄山神護寺」の守護社として創建。室町時代に焼失したものの、足利義満によって再建された山城国最古の八幡宮と言われます。現在の本殿は、江戸末期に修復されたもの。
ミモロがここに参拝するのは初めて…「12月6日まで本殿の花の天井の特別公開やってるんだって~」と、それを拝見に来たのです。
まずは、手水でお清めをして、本殿へと向かいます。
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すでに境内では、宮司様による神社の解説が始まっていました。
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「はい、いらっしゃいませ~。あなたどこから?」と宮司様。「は、はい、京都市内です~」とミモロ。「いろいろお話するところあるから、ついてきてください~」と。軽妙な語り口とわかりやすい解説で有名な宮司様。参拝者を温かく迎えてくださいます。
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本殿に上がる前に、境内の見どころをお話くださいました。それは椿。樹齢500年のやぶ椿をはじめ、樹齢200年のしだれ八重白玉椿などがあり、3月下旬から4月上旬に見ごろを迎えるそう。「今は、葉っぱだけ~。春になったら見に来たいあなぁ~」とミモロ。
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絵馬にも白い椿の花。ここには、願い事をすると白玉椿が一夜で咲いて、願い事が成就したという「白玉椿伝説」があるのです。
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「この椿の葉を見てください。ほら、金魚に似てませんか?」と宮司様。「え?どれ?」とミモロは枝を見つめます。
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それらの葉が並べられたのを見ると、「ホント…金魚みたい~」
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さぁ、本殿に上がりましょ。
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今回、ここ「平岡八幡宮」を訪れたのは、内陣の「花の天井」の特別公開のため。
内部の撮影は、できないので、本殿外にある写真で…
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内陣の天井を見上げると、そこには、格天井があり、その枠の中にいろいろな花が描かれています。その数44枚。江戸時代末期に修復された現在の本殿。そこに画工の綾戸鐘次郎藤原之信によって描かれた花々です。
「わ~華やか~キレイだね~」と見上げるミモロ。
また内陣長押には、紅白ののし袋にくるまれた梅と椿の絵も…。これは山本探淵の作と。
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この部分は、近年修復されたそう。
「今、本殿の様々な部分の経年劣化が激しくなっています。修復できるギリギリの段階に入っているんです」と宮司様。
そこで、現在「平岡八幡宮」では、修復のために支援金を広く募っています。
「ここも修復したんでよ~」と、かつてほとんど色が剥げてしまった弁財天さまは、修復で見事に蘇りました。
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「どこの歴史ある建造物も、その保持に大変だよね~」と、京都各所を巡ると、つくづく思うミモロです。
「花の天井」を拝見した後、ミモロは、社務所へ。そこには、かわいいお守りのほか、宮司様が作られた梅干しなども…
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最後に緋毛氈で、昆布と梅干が入ったお茶の接待を受けました。
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「椿が咲くころに、また来ようね~」とミモロ。連休明けの境内は、静かな時が流れていました。
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*「平岡八幡宮」京都市右京区梅ケ畑宮ノ口町23 075-871-2084 拝観時間10:00~15:30 特別拝観料800円
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